更新日:2018年3月26日
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駆け足訓練
毎週金曜日の朝は、早朝訓練として駆け足訓練を行います。
警察官としての基礎体力をつけるため、朝だけでなく、授業終了後の課外時間に駆け足訓練をする学生も多いです。
入校して間もないころに行われる団結マラソン
警察行政職員として採用された学生も教官と一緒に走ります。
1周約1キロメートルの内周コース
国旗掲揚・朝礼
警視庁を創設した川路大警視の銅像が設置されている「川路広場」では、午前8時30分、学生たちによる国旗掲揚が行われます。
また、この川路広場では、学校長をはじめとする幹部から警察官としての基本的な心構えを学ぶ朝礼も行われます。
川路広場での朝礼
国旗掲揚
川路大警視
川路大警視は、新しい警察制度の確立のため、欧州を視察し、近代警察の基礎を作り警視庁を創設しました。
ホームルーム
1日の授業は、教室(自教場)での、ホームルームから始まります。
警視庁警察学校では、クラスのことを「教場」と呼び、教場は、教官(警部補)と助教(巡査部長)がペアになって担当します。教官と助教は、授業だけでなく、訓練でも一緒に汗を流します。勿論、入校中の生活全般についても親身になって指導しますから、生涯を通じた絆が生れます。
(注記)「教場」は、担当する教官の名字が付きます。例えば山田教官のクラスであれば、「山田教場」 となります。
教官からの指示
皆、真剣に聞いています
学生の3分間スピーチ
実務に直結した授業
警視庁警察学校では、卒業してすぐに第一線の警察署で警察官として職務を執行出来るように、憲法・行政法・刑法・刑事訴訟法・民法などの法学や事件・事故の取扱いなどの警察実務を学んでいます。
実務に直結した授業
無線通話の訓練です
交通整理の訓練です
交通整理の訓練です
パソコン授業
増加するサイバー犯罪に立ち向かうためにも、パソコンに関する知識は重要です。
警視庁警察学校では、パソコンに関する基礎知識からアプリケーションの操作要領、捜査書類等の作成要領について学びます。
柔道、剣道、合気道
警視庁警察学校では、現場での執行力を身につけるため、男性警察官は、柔道または剣道、女性警察官は、柔道、剣道のほか合気道から授業を選択し、心身ともに鍛錬します。
ほとんどの学生が初心者なので、礼法を身に付け、基本技から始めます。
逮捕術
逮捕術は、最小限の力で犯人を制圧し、逮捕するための技術です。
凶悪犯と対峙する場面が予想される警察官の必修科目として、男性警察官、女性警察官ともに訓練します。
拳銃訓練
武器の使用が認められている警察官にとって、拳銃訓練も重要な必修科目となります。
片手撃ち
両手撃ち
教練
教練は、警察官としての定められた動きに慣れ、団体行動を敏活適正にするとともに、盛んな士気と厳正な規律を養うために行う訓練です。
敬礼などの警察礼式からはじまり、様々な動きを教場の仲間と心を一つにして行い、親和協同の実をあげます。
班別討議
5から6人で一つの班をつくり、時事問題や教訓事例をテーマにゼミ形式で討議を行います。
班は、寮で一緒に勉強ができる部屋(学習室)ごとにグループ分けされていますので、授業終了後、寮に戻ってからも引き続き白熱したディスカッションが繰り広げられます。
情操教養
人間性豊かな警察官となるために、華道、茶道、書道など伝統ある日本文化についても、部外の先生をお招きして学びます。
情報発信元
警視庁 警察学校
電話:03-3581-4321(警視庁代表)