更新日:2018年3月26日
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入校式
警視庁警察官に採用され、警察学校に入校して初めて受ける教養・訓練を初任教養と言います。期間は、1類採用者で6ヶ月、2、3類採用者で10ヶ月間です。
入校式は、警視庁警察官に採用されて、最初の行事となります。警視総監名の「警視庁巡査に任命する」という辞令を交付され、荘厳な雰囲気の中、皆が「社会正義のために一生を捧げよう」と決意する瞬間です。
宣誓書
私は日本国憲法
法令
条例その他の諸法規を忠実に擁護し
命令を遵守し
警察職務に優先して
それに従うべきことを要求する
団体又は組織に加入せず
何ものにもとらわれず
何ものをも恐れず
何ものをも憎まず
良心のみに従って
公正に警察職務の遂行に当ることを
厳粛に誓います。
体育祭
警察学校では、警察官として必要な知識、技能、体力を高めるために様ざまな行事が年間を通じてあります。
例年5月には、体育祭が行われます。
「教場」と呼ばれるクラスの対抗方式によって競技が行われ、クラスの団結を深めることを目的としています。
選手宣誓
教場対抗リレー
むかで競争
騎馬戦
術科大会
警視庁警察学校では、警察官として必要な法律等の勉強(座学)以外に、職務を遂行するために必要な体力、気力を練磨するため、柔道、剣道、合気道、逮捕術、拳銃、体育等も訓練します。これらを「術科」と言います。
術科大会は、夏と冬の年2回、柔道、剣道、合気道、逮捕術の種目で、日ごろ鍛えた成果を教場対抗で競います。
柔道大会
勝負は一瞬で決まる
柔道優勝チームの勇姿
抑さえ込み 逃がさないぞ
剣道大会
間合いをつめて
一瞬の隙を
剣道優勝教場
合気道大会
逮捕術大会
実務修習
初任教養期間中の半ば頃になると、都内の警察署に約1週間派遣となり、第一線の先輩方と勤務します。
実際に交番に立って、地理案内や職務質問、交通取締りなど普段警察学校で勉強していることを職場で実習します。これを実務修習と言います。
交通の取締り要領を先輩から教わる実務修習生
学校祭
年に1回、例年7月に学校祭が行われます。
警察官として必要な知識を身に付けるため、毎年、テーマに沿った研究課題に教場単位で取り組み、壁新聞にして発表したり、課外授業で行っている文化クラブの発表を行います。
また、色々な警察車両の展示や騎馬隊、レスキュー活動などを間近に見学することで、警察の活動について、より一層理解を深める機会となります。
卒業式
警視庁警察学校での基礎教養(初任教養)を終了すると、いよいよ第一線の警察署配置となるため、教官や同期生と別れ、警察学校を卒業します。
卒業後は、地域課に配属され、その後本人の希望や適性に応じて刑事課や生活安全課などの勤務に就く機会もあります。
教官、助教へ最後の挨拶
答辞
情報発信元
警視庁 警察学校
電話:03-3581-4321(警視庁代表)
