ウエルカムけいしちょう　体験レポート

警視庁では、首都東京の安全・安心を守るための警察活動を広く都民の皆様に知っていただき、警察により親しみを持ってもらう機会として、警視庁本部見学、各警察署においては主に幼稚園、小中学校を対象に職場訪問や職場体験を行っています。
ここでは「ウエルカムけいしちょう」に参加された方々の感想を紹介いたします。

警視庁に入り、始めに見せていただいた映像はとても分かりやすかったです。レポートのような映像だったので、とても分かりやすく、クイズもあり楽しく学習できました。交番についてや、警察のとりくみについてくわしく知れて良かったです。海外でも活動していて、さらに警察犬もいたことに驚きました。通信指令センターも見せていただき、説明を聞いている間にも通報がきて作業している人がいたので、あらためて「通報はいつでもくる」と感じました。交番や事件、イベントの整備など色々な場所で働く警察の方はかっこいいと思います。

警視庁は、TVドラマで多く出てくるので、警視庁というと、捜査一課の事件を調査するイメージが強かったのですが、今回の見学で交番や、少年達の相談などもっと身近にあることに気付きました。また、事件や事故の知らせが最初に届く、通信指令室の仕組みを細かく教えていただきありがとうございました。事件や事故の知らせを聞いている人達は、真剣な顔で聞いた内容を素早く記していて、一刻を争うことなのだと思いました。警視庁の人達は人のことを救うことに全力で取り組んでいると思うので、僕も、協力できるよう、教えてもらったことを心に刻んでいきたいと思います。

警察官には、コミュニケーションが大切とおっしゃっていました。私達が幼稚園で交通安全教室を行った時に、幼稚園の子達とお話した後、私は幼稚園児を満足させてあげられませんでした。こういう時やお年寄りの方とお話をする時に、警察官にはコミュニケーションが大切なんだと感じました。職場体験に行く前から警察官に興味があったのですが、職場体験が終了した後に、もっと仕事してみたかったと思い、将来警察官になってみたいと思いました。夢に向かってがんばります。

とても充実した二日間でした。生活安全のお話では、薬物の危険さや怖さを改めて感じました。インターネットのお話では、個人情報をばらしてはいけないこと、相手の顔が分からない怖さなど、たくさんのことを学びました。護身術は、本物の道具に触れさせていただき色々な身を守る方法を教えていただいて、非常に楽しかったです。交番の方が朝、道場で体を動かしてからお仕事をなさっていることを初めて知りました。指紋採取では、自分の指紋の形を本格的な道具を使わせていただき、採取できてうれしかったです。小さい頃からかっこいいと思っていた白バイに乗ることができて幸せです。自転車安全教室でも知らなかったマナーがいっぱいあったので、気をつけようと思いました。

職業体験を終えてから、ニュースで事故や事件について報道されていると、今まであまりじっくり見ることがなかったニュースをじっくり見て、どんな情報が分かっているのかなどを気にするようになりました。警察署では、三日間、警察についての知識を説明してくださったり、普段はできないような体験をさせていただき、ありがとうございました。指紋採取体験や白バイ乗車体験、パトカーや警察の装備品を見せていただくなど、色々なことで知識を深めることができました。私は警察署を選んで良かったと思う点があります。それは、みんなが楽しそうで、いつも笑顔だったという点です。みんなが笑顔だったから、私も笑顔できんちょうせずに楽しめたので、本当に警察署を選んで良かったと思いました。

各警察署での見学ご希望の方は、最寄りの警察署警務係にお問い合わせください。
内容は警察署によって異なります。