警察犬は、 刑事部に所属し、 事件現場において優れた嗅覚で犯人を追跡し、 捜査活動を支援するのが任務です。 一方、 警備犬は、 警備部に所属し、 警備の現場での「爆発物の捜索」「犯人の制圧」「災害救助」などが任務です。
警備犬は、 首輪の種類が替わったことによって、 自分の任務が変更されたことを知ります。 例えば、 革の首輪を着けられると犯人制圧の任務が与えられ、 人にかみつくことをハンドラーから許されていることを知ります。 また、 鈴が付いている首輪は人を探す任務と知り、 災害現場で瓦礫や土砂に埋もれている生存者を嗅覚で探し、 救助活動を行います。 鈴の首輪には、 ハンドラーから離れて捜索している警備犬の居場所を知らせる役割があります。
警備犬のハンドラーになるための条件は、 警視庁警察官で、 各種警備に従事した経験を持っている者で体力的に優れ、 性格が明るく、 そして何より、 犬好きでないとハンドラーにはなれません。