警察犬は、 犯人の追跡や証拠品の収集、 時には、 捜査員と一緒に犯人に立ち向かって大活躍するなど、 まさにハナ(鼻)の捜査官です。
一般に、 犬の嗅覚は人間の約4000倍以上と言われます。
警察犬を犯罪捜査に活用するようになったのは、 昭和27年です。 現在、 警視庁では、 シェパード、 ラブラドール・レトリバーの警察犬が、 麻薬や覚醒剤、 銃器、 地域捜索などの分野で活躍しています。 犬種では、 様々な能力が高く、 作業犬として優れているシェパードが多いです。
訓練所入所(生後12か月)
血統などを調べ、 可能性のある犬を選別して民間から購入します。
担当者と親和を図り、 飼育訓練を通じて警察犬としての適正を見ます。
排便のしつけと持来欲・集中性を育成します。
服従訓練(約6か月)
追及訓練・臭気選別訓練(約6か月)
初級~上級~特別上級
見事、 上級検定に合格できれば犯罪現場において活躍します。
6:00
起床、排便等
7:00~10:30
訓練
11:00
昼食
12:00
犬舎掃除
13:00~16:00
訓練
16:00
夕食
19:00~20:00
夜間訓練
20:00
排便
21:00
就寝
警察犬は何頭いるの?
現在、 シェパード頭、 ラブラドール・レトリバーなど頭の計頭がいます。
(令和年月日現在)
どんな犬種がいますか?
シェパードとラブラドール・レトリバーが、 代表的な2犬種です。
シェパードが多い理由はなんですか?
シェパードが他の犬種に比べ、 いろいろな能力が高く、 作業犬として優れているからです。
オスとメスはどちらが多い?
オスの方が多いです。
警察犬には、 定年もあるのですか?
定年はありませんが、 大体、 10才位で引退し、 その後は、 訓練所でのんびりと余生を過ごします。