感謝の手紙

警視庁には、毎年、多くの感謝の手紙が寄せられています。
都民・国民からの「ありがとう」という感謝の言葉は
私たち警察職員にとって何よりの励みとなり、誇りでもあります。
ここでは、いただいた手紙の一部をご紹介します。

CASE-01

遺失物の取扱いに対する感謝の手紙 東京空港警察署 地域課 A巡査部長

A巡査部長が、交番で勤務中、来所した男性から、「岡山県から観光に来て、これから帰るところなのですが、乗ってきたバスの中に貴重品が入ったバッグを忘れてしまいました。携帯電話もないので、バス会社に連絡することができず、困っています」との相談を受けました。A巡査部長は、男性に交番内で休憩してもらうとともに、バス会社に問い合わせるなどして対応した結果、約3時間後、男性の元にバッグが戻り、在中品の無事も確認できました。
その後、男性から警察署長宛に感謝の手紙が寄せられました。

拝啓 深秋の候
署長様をはじめ署員皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、私は70歳前の老人ですが、先日孫を連れて初めての旅行に夫婦で出かけました。
ところが、帰りにホテルから羽田空港までのバスの中にバッグを忘れてしまい、飛行機の出発時間も迫りパニックとなりました。
財布も携帯電話もバッグの中でバス会社に電話をかけることもできず、どうしようかと困りはてていた時、ふと交番を思い出して訪ねていくと、2人の女性警察官に親切に対応していただき、また上司のA警察官が「私が責任を持って対応します」とおっしゃられた時には、「日本のおまわりさんは優しい、頼りになる、素晴らしい」と胸が熱くなりました。
3時間後には忘れ物は私の手元に届くこととなり、忘れ物の引渡し場所への確認や案内もしていただき受け取ることができました。
その後、後発便の飛行機はすべて満席で乗れませんでしたが、なんとか新幹線で帰ることができました。
忘れ物という些細な出来事だったかもしれませんが、私にとってはどうすることもできない重大事、本当にありがとうございました。
A警察官たちには、他の業務もあるお忙しい中での対応であり、大変暖かい対応に接することができ、心が安らぎました。
警察署長様はじめ皆様方の益々のご活躍とご健勝をお祈り申し上げます。
敬具

CASE-02

特殊詐欺の検挙に対する感謝の手紙 町田警察署 生活安全課 B警部補

B警部補は、別の事件の令状請求のため、裁判所の待合室で待機していたところ、高齢の男女(被害者夫婦)と男(被疑者)が口論しているのを耳にしました。聞こえてきた口論の内容から「高齢の男女が特殊詐欺の被害に遭っている」と確信したB警部補は被疑者に声を掛けるとともに、本署に応援要請し、任意同行の上、通常逮捕したところ、後日、被害者夫婦から感謝の手紙が寄せられました。

この度、オレオレ詐欺犯人からの指示により、裁判所に現金参百萬円を持って行きました。
裁判所入口の中に入ると服装の良くない男性が近寄って来たため、私が現金参百萬円を渡すと、持って来たリュックの中に入れました。
するとその時、一人の男性が近づいてきて、犯人に対して身分証明書を見せるようやり取りし、まもなくたくさんの警察官と刑事が来て「これはオレオレ詐欺です」と言われ、初めて気づきました。
朝から電話のやり取りを数回行い、少し変だと思いつつ息子を助けることで頭がいっぱいでした。
生活安全課Bさんに助けていただき、私達たち夫婦は感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。

CASE-03

泣いている幼い女の子への対応に対する
感謝の手紙 赤羽警察署 地域課 C巡査

女性警察官C巡査が交番で勤務中、通行人の方から「公園で女の子が泣いている」との訴え出を受けました。急いで公園に駆けつけたところ、しゃがみ込んで泣いている女の子を見つけたため、交番で保護することにしました。交番で母親に連絡し、迎えを待つ間、女の子に話し掛けると、女の子は泣き止み、学校のことや将来の夢などを話してくれました。その後、女の子の母親が到着し、無事、女の子を引き渡しました。
翌日、母親と女の子が交番を訪れ、C巡査に手紙を手渡しながら「お姉さんのようなお巡りさんになりたい」と話してくれました。

Cさんへ
きのうはたすけてくれておきがえもてつだってくれて、ありがとうございました
いっぱいおはなしできてうれしかったです。またあったらてをふってください。

CASE-04

傷病人の救護に対する感謝の手紙 杉並警察署 地域課 D巡査

D巡査が交番で勤務中、来所した男性から、「社員が出勤せず、連絡もつかないため自宅に行ってみましたが応答がないのです」との相談を受けました。D巡査は男性と共に社員の方の自宅アパートに向かいましたが、玄関ドアには鍵が掛かっており、応答もありませんでした。D巡査は鍵の解錠業者を要請し、室内に入ったところ、意識が朦朧となって倒れている社員の方を発見したことから、直ちに救急隊を要請しました。その後、社員の方は病院に搬送され、無事一命を取り留めました。
後日、社員の方とその上司の方から感謝の手紙が寄せられました。

警察官の皆様

この度は、命を助けていただきまして、大変ありがとうございました。
皆様には、大変感謝しております。
今は早く仕事に日常生活に復帰できるようにリハビリを頑張っております。

本当にありがとうございました。

CASE-05

迷い人の捜索に対する感謝の手紙 新宿警察署 地域課 E巡査、F巡査

E巡査とF巡査は、第一当番勤務を終え、寮で休息を取っていたところ、本署に招集する旨の指示を受けたことから、再び制服に着替え本署に急行しました。「知的障害を持つ16歳の女の子が行方不明になっている。発見に全力を尽くしてくれ」との指示を受けた両巡査は、管内をくまなく捜索しました。すると、手配の服装をした少女が交差点の手前で、泣きながら立ちすくんでいるのを発見したことから、保護し、無事保護者に引き渡しました。
翌日、保護者が交番を訪れ、感謝の手紙を手渡してくれました。

前略

私は、先日迷子になった子の母です。
その節は交番の方々、私服警察官の方々、本庁の方々まで大勢の方々に大変お世話になり、本当にありがとうございました。
交差点前で立っていたとお聞きしておりましたが、もしも渡っていたらと考えると体中に震えが走ります。
おかげ様で、その後は体調も崩すこともなく、いつもの生活を送らせていただいております。
心より感謝いたしております。
皆々様の今後のご活躍とご健康をお祈り申し上げます。