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採用情報

特別捜査官

高い専門性と豊富な経験を
私たちは求めています。

警視庁は、犯罪の手口が巧妙化・多様化する現代社会に対応するため、金融犯罪や薬物犯罪、サイバー犯罪といった高い専門性を必要とする犯罪捜査において効果的な捜査手法を確立し、技術力を一層高度化することのできる警察官を求めています。
財務や化学、電子工学、コンピュータといった分野で有用な経験を積み、専門的な知識・技術を備え、一定の資格や民間における職歴を持つ人を幹部警察官として登用する“特別捜査官”の採用選考を実施しています。

特別捜査官の活躍する姿はこちら

選考日

選考回 第1次選考日 第2次選考日 申込受付期間(消印有効)
第1回 9月10日(日) 10月14日(土) 7月20日(木)〜8月16日(水)
第2回 令和6年1月28日(日) 令和6年2月24日(土) 12月15日(金)〜令和6年1月5日(金)

選考の種別及び受験資格

選考の種別・採用予定人員・受験資格

種別/階級 採用予定人員 経歴・資格等 年齢
科学捜査官
(化学)

警部補
(3級職)
若干名

次のいずれかに該当する人であること

  1. 1 化学又は薬学に関する修士以上の学位を有し、民間等における5年以上の有用な職歴を有する人
  2. 2 技術士(化学部門)の資格を有し、民間等における5年以上の有用な職歴を有する人
  3. 3 化学又は薬学に関する研究員として民間等における5年以上の有用な職歴を有する人
  4. 4 薬学に関する6年制の学部又は学科を卒業し、民間等における5年以上の有用な職歴を有する人(薬剤師国家試験に合格した人に限る。)
昭和38年4月2日から平成9年4月1日までに生まれた人
サイバー
犯罪捜査官

警部補
(3級職)
若干名

 情報処理に関する高度な知識及び技能を認定する国家試験等に合格し、又はこれに相当する資格(※)を有し、かつ、民間等における5年以上の有用な職歴を有する人
※ 「情報処理に関する高度な知識及び技能を認定する国家試験等又はこれに相当する資格」とは、

  • ITストラテジスト
  • システムアーキテクト
  • プロジェクトマネージャー
  • ネットワークスペシャリスト
  • データベーススペシャリスト
  • システム監査技術者
  • 情報処理安全確保支援士
  • 技術士(情報工学部門)

などを言う。

昭和38年4月2日から平成9年4月1日までに生まれた人
サイバー
犯罪捜査官

巡査部長
(2級職)
若干名

 情報処理に関する応用的知識及び技能を認定する国家試験等に合格し、又はこれに相当する資格(※) を有し、かつ、民間等における3年以上の有用な職歴を有する人
※ 「情報処理に関する応用的知識及び技術を認定する国家試験等又はこれに相当する資格」とは、

  • 応用情報技術者

などを言う。

昭和38年4月2日から平成11年4月1日までに生まれた人
  • 第2回採用選考は、種別によって実施しない場合があります。
  • 次のいずれかに該当する人は、受験できません。
    1. 日本の国籍を有しない人
    2. 禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又はその執行を受けることがなくなるまでの人
    3. 東京都職員として懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から2年を経過しない人
    4. 日本国憲法施行の日以後において、日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した人
    5. 平成11年改正前の民法の規定による準禁治産の宣告を受けている人(心神耗弱を原因とするもの以外)

主な職務内容

種別 職務内容 必要とされる専門知識等の例
科学捜査官
(化学)
医薬品の製造工程・流通過程の解明、医療・美容・毒物劇物・感染症事案における違法行為の解明、関係者の取調べ等、医事・薬事・公衆衛生事犯の捜査等 薬学、有機化学、無機化学、分析化学、生化学、生物学、衛生化学等に関する広範な知識
サイバー犯罪捜査官 サイバー犯罪の捜査、サイバー犯罪防止のためのセキュリティ対策、各種電磁的記録媒体の解析、関係者の取調べ等 システム開発能力、ネットワーク構築能力、インターネット・セキュリティに関する専門的知識、データベースに関する知識

選考の方法

第1次選考

選考科目 内容 時間等
筆記考査 教養考査 一般教養についての五肢択一式 30題、90分
専門考査 専門知識全般についての記述式 120分
経験小論文 職務経験に関しての課題式 1題、40分
論文 課題式 1題、60分

第2次選考

試験科目 内容
口頭試問 職務に必要な専門知識についての面接
口述試問 人物及び職務に関する知識についての面接
身体検査

警察官としての職務執行上、支障のある疾患の有無等についての検査。

検査内容 視力検査、色覚検査、聴力検査、運動機能の検査、医師の診察、レントゲン検査、血液検査(貧血検査、肝機能検査、血中脂質等検査、血糖検査)、尿検査
次表の全てを満たすことが必要です。
視力 裸眼視力が両眼とも0.6以上、又は矯正視力が両眼とも1.0以上であること
色覚/聴力 警察官としての職務執行に支障がないこと
疾患 警察官としての職務執行上、支障のある疾患がないこと
その他身体の運動機能 警察官としての職務執行に支障がないこと
適性検査 警察官としての適性について、記述式等の検査

経歴・資格等の基準及び証明書類の提出

  1. 各種別の経歴・資格等の基準は第1次選考日現在とします。
  2. 第1次選考通過者は、第2次選考当日に、受験資格に該当する経歴・資格等を証明する書類を持参してください。

合格者の決定及び通知

  1. 第1次選考の結果は、第1次選考終了からおおむね30日以内に受験者本人に郵便で通知します。
  2. 選考の最終結果は、第1次及び第2次選考の結果を総合的に判定し、第2次選考終了からおおむね60日後に受験者本人に郵便で通知します。
  3. 採用選考の成績は、以下のとおり受験者本人に通知します。
対象 通知内容 通知方法
第1次選考不合格者 第1次選考の受験者数、合格者数及び選考結果のランク表示 選考結果通知書に併記してお知らせします。
第2次選考不合格者 第2次選考の受験者数、合格者数及び選考結果のランク表示
  • 第1次選考結果及び最終結果は、合格者の受験番号を警視庁採用サイトにも掲載します。

合格者の採用

合格者は、原則として令和6年4月1日以降に、合格した種別・階級の警察官として採用します。

給与及び待遇

給与

職歴・経験等に応じて、所定額を加算した給料が支給されます。このほか、在職期間及び勤務成績に応じて期末・勤勉手当(年間おおむね4.55か月分、令和5年1月1日現在)が支給されます。また、支給要件に基づいて扶養手当、住居手当、通勤手当、勤務に応じた特殊勤務手当等が支給されます。

【特別捜査官給与額モデルケース】(100円未満切捨て、令和5年1月1日現在)

◆警部補(3級職)

年齢 職歴 月給
27歳 5年 30万6800円
35歳 13年 37万8400円
45歳 23年 45万200円

◆巡査部長(2級職)

年齢 職歴 月給
30歳 8年 32万2900円
40歳 18年 39万7400円
  • 上記の給与額は、給料月額に地域手当(20%勤務地域の場合)を加えたもの(職歴が全て該当職種の有用な職歴だった場合)です。

※ 採用前に給与改定等があった場合は、その定めるところによります。

週休日・休日・休暇等

4週8休、祝日休、年末年始休、年次有給休暇(20日)、特別休暇(夏季、結婚、出産、ボランティアなど)、介護休暇、育児休業等があります。

単身寮・家族住宅

単身寮や家族住宅が都内各地にあります(入居するには一定の条件があります。)。

受験手続

ダウンロードによるか、郵便で警視庁採用センターから採用選考申込書及び受験票を入手した後、必要事項を記入して、申込受付期間内に郵送により申し込んでください。

申込書及び受験票入手方法

ダウンロードによる
入手方法
各種ダウンロード」から入手してください。
郵便による
請求方法

請求用封筒表面に赤字で「○○捜査官・○級職(例:サイバー犯罪捜査官・3級職)資料請求」、裏面に住所・氏名・電話番号を記載し、角形2号(A4判用)の返信用封筒を同封の上、「警視庁採用センター」に郵送し請求してください。
返信用封筒には、送付先住所・氏名を記載し、所定の金額の返信用切手を貼付してください。

記入例

郵送先

〒183-8555 東京都府中市朝日町3丁目15番地の1  警視庁採用センター

※ 受験票は申込受付期間終了後、本人に郵便で返送します。なお、第1次選考日の1週間前までに受験票が届かない場合は、必ず電話で警視庁採用センターに問い合わせてください。

※ 採用選考に関して警視庁採用センターに提出された書類は返却しません。

※ 郵送に関する事故(料金不足を含む。)については、一切の責任を負いません。

第1次選考の受験上の注意

受付時間

選考日の午前9時00分から午前9時30分までの間に受付を行います(時間厳守)。

携行品

受験票 返送された受験票に、6か月以内に撮影した写真(縦4㎝×横3㎝、上半身、無帽、正面向き、裏面に氏名を記入)を貼り、第1次選考当日に持参してください。
筆記用具 鉛筆(HB3本以上)又はシャープペンシル、黒色ボールペン、消しゴム
昼食・飲物 必ず持参してください。

選考会場

警視庁警察学校

東京都府中市朝日町3丁目15番地の1

交通の便

  • 京王線飛田給駅北口から徒歩約15分
  • 西武多摩川線多磨駅から徒歩約15分
  • 飛田給駅又は多磨駅からバスも利用できます。

警視庁警察学校への地図

※選考会場への自動車、オートバイ、自転車等の乗り入れはできません。また、近くに駐車場はありません。

※第1次選考の終了は、おおむね午後5時30分を予定していますが、諸般の事情により遅れることもありますので、帰りの交通機関の切符等を予約する場合には、時間に余裕を見てください。

※選考会場敷地内では携帯電話等の電源は切ってください。

※時計のない会場があるので注意してください。

※卓上用の時計、携帯電話、スマートフォン、腕時計型端末等の電子機器は使用できません。

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