VOICE先輩の声

地域警察遊撃特別警ら隊

職務質問を武器に
まだ明るみに出ていない
犯罪を検挙する。

PROFILE

地域総務課　
遊撃特別警ら隊　
第一中隊
巡査長
香川県出身

平成28（2016）年: 入庁　
麻布警察署へ卒業配置　
地域第二係

平成29（2017）年: 第七機動隊へ配置換　
第二中隊スポーツ小隊（バスケットボール）

令和2（2020）年: 入庁　
地域総務課へ配置換
遊撃特別警ら隊　
第一中隊

入庁の経緯と現在の仕事

幼い頃から漠然と人々の暮らしを守る存在になりたい、という夢を抱いていました。そして、政治、経済、文化の中心地である首都・東京の治安維持に貢献することが、出身地である香川県をはじめ全国の安全・安心を守ることにつながると考え、警視庁警察官を志望しました。遊撃特別警ら隊は、職務質問に精通した警察官で構成されており、都内全域における各種犯罪の検挙に当たっています。首都・東京で発生する社会的反響の大きい事件や、特殊詐欺をはじめ地域住民に不安を与える連続性の高い事件等に警察力を集中し、最大の武器である職務質問により犯罪を検挙することで、都民・国民の不安の解消に努めています。

担当業務のやりがい

違法行為は絶対に見逃さない。この思いを胸に刻みながら日々の任務に対して積極果敢に取り組むことで、重大な事件が発生する前に犯罪の芽を摘み、都民の暮らしを守る仕事に誇りを感じています。現場では違法薬物や刃物、盗難品をはじめ、特殊詐欺に悪用される他人名義のキャッシュカードなどを発見することもあります。駅の構内を警ら中、着衣の乱れが目に付く不審者に職務質問した時には、多額の現金を所持する特殊詐欺事件の受け子であることが判明し、早期検挙に至るとともに、被害者の高齢女性に被害金を全額返還することができました。後日、被害者から「安心しました、ありがとうございました。」と感謝の言葉を頂いたことは今も忘れられません。

仕事をする上で
大切にしていること

職務質問にご協力いただく方々は十人十色であるため、一人一人に合わせたコミュニケーションを取ることが欠かせません。決して傲慢な振る舞いにならないよう、職務質問が多くの善良な都民のご協力の下に成り立っていることを心に留め、丁寧な言葉遣いと心情に寄り添う姿勢を大切にしています。また、緊急配備発令時などには特定地域に警察官が集中的に投入され組織一丸となって犯罪の検挙に当たるため、強固なチームワークが必要不可欠です。他者を尊重する姿勢を心掛けることで、都民はもちろん同僚にも慕われ、気軽に頼ってもらえる存在となれるよう精進しています。

これからの目標

様々な職務質問の現場を経験し、犯罪を犯している人の特徴や、人が発する緊張感を感じ取ることができるようになりました。今後も経験を重ねて更なるスキルアップに励み、1件でも多くの犯罪を検挙する職務質問のプロフェッショナルを目指していきます。そして、将来的には遊撃特別警ら隊で得た知識や技術を後輩たちに継承していきたいです。