VOICE先輩の声
警察活動の要となるシステムを
24時間365日安定稼働させる。
情報管理課 基盤運用第一係
主事
東京都出身
幼い頃に自転車のチェーンが外れ困っているところを、お巡りさんに助けてもらったことをきっかけに警察官への憧れを抱くようになりました。そして、警視庁警察官として働く兄から警察行政職員の存在を教わり、体力に自信のない私にもできることがあるのではという思いから、生まれ育った東京の治安を守るために働く道を選びました。現在所属する情報管理課は、警視庁全体の活動を支える警察情報システムの構築・運用やそれらを安定稼動させるための維持管理を行っています。私はネットワーク担当として、各種通信装置の設定や通信環境の構築、ネットワーク障害への対応などを担っています。
情報管理課が一丸となり守っている警察情報システムには、警察活動に必須となる数多くの情報が蓄積されているため、24時間365日の安定した稼働が求められます。都民の安全・安心を守るために働く警察職員に必要な情報を提供し、日々の円滑な業務を支えていることに大きなやりがいを感じます。また、警察署などで通信障害が発生した際は私自身が現場へ足を運び、障害箇所の復旧作業に従事することもあります。「素早い対処で本当に助かりました。」と職員から感謝の言葉を掛けられる時に、日々の勉強の成果と自らの成長を実感することができます。
日々の業務で何よりも大切にしているのが、向上心を持ち続けることです。小さなミスが警視庁全体に大きな影響を及ぼす可能性もあるため、専門的な知識や技術を習得し続けることが大切です。そのため、研修制度を活用して各種講習会に参加したり、先輩に参考書を借りて読み込んだりと学びに妥協しない姿勢を心掛けています。また、自身が携わる業務内容を客観的に見直し、積極的に改善していくことも大切です。上司や同僚の助言を取り入れながら業務の効率化や最適化を考え、どのような時にも自らの意見をしっかり持つことを意識しています。
首都・東京を守る警視庁全体の活動を支えるという使命を胸に、今後も資格検定の勉強や現場作業の経験を積み、専門的な知識と技術の習得により一層努めていきます。そして、将来的には鑑識業務をはじめ、未だ携わったことのない業務にも積極的に挑戦し、自らの可能性を大いに広げることで、どのような業務でも頼りにされる職員へと成長したいです。
旅行とサウナが好きで、遠出をして自然の中にあるサウナによく行っています。また、ピアノを小学校1年生から習っており、現在も続けています。2年に一度の発表会があり、それに向けて練習しています。