VOICE先輩の声
時代とともに変化し続ける
巧妙なサイバー犯罪に挑む。
サイバー犯罪対策課
捜査第五係
巡査長
神奈川県出身
東日本大震災をきっかけに誰かを守る人生を送りたいという思いが高まり、警察官の道を志しました。そして、警察組織において最大規模を誇り、各分野のプロフェッショナルが一丸となって事件解決に挑む組織力にひかれ、警視庁を志望しました。現在はサイバー犯罪対策課の一員として、不正アクセス事犯をはじめ、ウイルス犯罪や偽サイトによるフィッシング犯罪などの捜査を担当しています。インターネットを悪用した犯罪件数が年々増加し、その手口が巧妙化・複雑化する昨今、首都・東京の治安維持が全国民の安全・安心につながることを胸に刻み、被疑者検挙に向け奔走しています。
サイバー犯罪対策課には、多様なバックグラウンドを持つサイバー犯罪のスペシャリストが集結しています。時代とともに変化し続けるサイバー犯罪には、最先端の捜査手法を用いて挑み続けることが欠かせません。一人一人が専門的な知識や技術を持ち寄り、証拠を一つ一つ積み上げるなど緻密な捜査を行い、事件解決へと挑む日々にやりがいを感じています。また、サイバー犯罪に関する最新情報が集まる警視庁には、全国の警察組織や重要機関から数多くの問合せがあります。今後も頼りにされる組織であり続けるため、課員一丸となり更なる進化を実現していきます。
サイバー犯罪捜査には専門的な知識や技術が必要とされるため、初めて耳にする言葉や触れたことのない機材を扱うことも少なくありません。分からないことは決してそのままにせず、完全に理解できるまで調べ上げ、それでも難しい場合には上司や同僚に相談するなど、スキルアップのために妥協しないことを心掛けています。また、複雑な事件を解決に導くためには気軽に意見を交換し合える職場環境が欠かせないことから、業務内外を問わず自分から積極的に声を掛けることで、年齢や役職を超えて情報交換を活発化させ、仲間との絆を深めることを大切にしています。
サイバー犯罪のスペシャリストとして数多くの経験を有する上司と肩を並べて、1件でも多く犯罪の検挙に貢献するため、これからも新たな知識や技術の習得に邁進していきます。そして、警視庁内外から頼りにされる捜査員として、また家庭では、子供たちにとって自慢の父親になれるよう仕事と家庭に全力で向き合い続けていきたいと思います。
令和5(2023)年4月、第二子出生に伴い2週間の育児休業を取得し、貴重な家族との時間を過ごさせていただきました。現在も休日には食事を作ったり、子供と公園に出掛けたりと、子育てに奮闘する日々を送っています。また、都合が合うときは、警察学校時代の教官が結成した草野球チームに参加して汗を流し、リフレッシュしています。