令和6年度警視庁採用サイト Metropolitan Police Department

VOICE

生活安全警察保安

街の浄化に努め
世界一安全な都市・東京を
実現する。

PROFILE

愛宕警察署 
保安係
巡査
山形県出身

平成31(2019)年
入庁
令和2(2020)年
愛宕警察署へ卒業配置 地域第三係
令和4(2022)年
生活安全捜査任用科 保安係

入庁の経緯と現在の仕事

地元県警察の警察行政職員である母の影響で、幼い頃から警察官と接する機会が多くあり、いつしか優しさの中に強さを秘めた女性警察官に憧れを抱くようになりました。地元県警察への就職も考えましたが、世界有数の大都市である首都・東京で多種多様な取扱いを経験することにより、一人前の警察官に早く成長できると考え、警視庁の警察官になる道を選びました。現在は保安係員として、違法風俗店や売春などの風俗事犯、痴漢や盗撮などの迷惑防止条例違反、廃棄物の不法投棄や野生鳥獣の違法捕獲などの環境事犯、インターネットを悪用した不正アクセス事犯など、多岐にわたる特別法違反の取締りを行っています。

担当業務のやりがい

新橋駅周辺をはじめ、担当する地域には人々が密集する繁華街が多く存在します。犯罪の温床となる違法風俗店、客引きや違法スカウトなど、都民の生活を脅かす様々な事案を見逃さず、取締りによって地域住民の安全・安心を守る日々にやりがいを感じています。また、外国人観光客が関わる事案も増加しており、飛行禁止区域でドローンを飛ばす行為や、正当な理由なく刃物等を所持する事案などが発生しています。法令を知らない外国人の方も多いため、各種特別法を順守することの必要性をしっかりと理解してもらえるよう、法令はもちろん外国語の勉強にも励み、丁寧な対応を心掛けています。

仕事をする上で
大切にしていること

保安係は一般の方と接することが多いため、決して高圧的な印象を与えることがないよう、どのような取扱いにおいても相手の気持ちに寄り添うことを大切にしています。特に痴漢や盗撮などの事案は、被害者の心に深い傷跡を残します。「自分が被害に遭っていたら、どんな気持ちになるか」を常に心に留め、まずは何よりも被害者に安心感を与えられるよう努めています。通学途中の電車で痴漢被害に遭った女子高校生の聴取をした際、「女性同士で話しやすく、本当に安心しました。」と感謝されたことが今も記憶に残っており、仕事に挑むモチベーションとなっています。

これからの目標

保安係員になってまだ日が浅いことから、今後も様々な事案を取り締まることで経験を積み、地域住民が安心して暮らせる街作りに貢献していきたいです。そして、海外から訪れる観光客の方々により一層日本の魅力を体感してもらえるよう、組織一丸となって世界一安全な都市・東京を実現することが目標です。

SCHEDULEある1日のスケジュール

6:00
起床、朝食
8:30
出勤、迷惑防止条例違反の現場へ
臨場・捜査
10:30
不正競争防止法違反の相談受理
12:00
休憩、昼食
13:00
防犯カメラ解析捜査
15:00
風適法違反事件の書類作成
17:15
退庁
18:00
帰寮
18:30
夕食
19:00
昇任試験勉強
21:00
同僚とテレビドラマ鑑賞
23:00
就寝

HOLIDAY休日の過ごし方

ドライブで関東の魅力を発見

休日は同じ寮の先輩と都内を散策して買い物をしたり、関東近郊をドライブしたりと、地元の山形県にはない景色を楽しんでいます。また長期休暇には帰省することが多く、自然に癒されたり、幼い頃から続けているピアノを弾いたりして、のんびりとした時間を過ごしています。