更新日:2023年9月15日
日本に住む中国人の皆さんへのお知らせ
最近、偽者の中国公安局、警察、大使館などからの電話で、多額のお金を騙し取られる被害が急増しています。
犯人は電話で
- 「あなた名義の口座や携帯電話が犯罪に使われている」
- 「あなた名義の不正な郵便物が届いている」
- 「逮捕状が出ている」
などと言いながら、指定した通信アプリをダウンロードさせ、ビデオ通話により偽物の逮捕状を見せて「逮捕されたくなければ金を払え。」と高額なお金を要求してきます。
さらに、被害者がお金を払えない場合、犯人は
- 「金が払えないなら、お前が誘拐されたことにして、両親に身代金を払わせろ」
と、被害者に嘘の誘拐を演じさせて、親からお金を脅し取ろうとしてきます。
実際に2,000万円以上もの大金を送金してしまった事例もあります。
被害に遭わないための対策
まずは、非通知や知らない番号からの電話は出ないようにしましょう。
犯人が、実際に使われている中国警察の電話番号を表示させるケースもあるので注意してください。また、自分の身分証の写真などは、絶対に送ってはいけません。
もし電話に出てしまい、お金を要求された場合は、落ち着いて一旦電話を切って、身近な友人や警察に必ず相談しましょう。
決して一人で考えてはいけません。
あなたの周りには、あなたを助けてくれる人が必ずいます。
参考資料


(YouTube)中国大使館や中国公安局を名乗る詐欺電話に注意(外部サイト)
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情報発信元
警視庁 国際犯罪対策課
電話:03-3581-4321(警視庁代表)
