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防犯ボランティア団体のいろいろな活動

更新日:2022年3月31日

東京都では、安全安心まちづくりの推進を図るため、平成15年10月に「東京都安全・安心まちづくり条例」が制定されました。
東京都内では、犯罪のない安全で安心してくらせるまちづくりを実現するため、自分たちの住む街を自分たちの手で守ろうと、多くのボランティア組織が形成され、令和3年12月現在、3696団体(約11万6,600人)の方々が、日夜、街の安全を見守り、地域の安全確保の要として活躍されています。
また、青色防犯パトロール車両は、301団体、786車両(約19,000人)が運用されています。

イメージ図2

地域ボランティアの方々のパトロール活動等の自主防犯活動は、現在、都内全域に広がり、多くの地域で、各種犯罪の減少という大きな成果として現れています。

防犯ボランティア団体は、警察や自治体と連携して、犯罪の無い安全で明るい街にするために、いろいろな活動をしています。
防犯ボランティア団体の主な活動には、次のようなものがあります。

防犯パトロール

防犯パトロールは、地域内を徒歩、車などで見回りをして、不審者・犯罪者に犯罪を行う機会を与えないようにする活動です。
地域の皆さんが、元気よく防犯パトロールをする姿を見せ、住民間であいさつを交わしたり、すれ違う人に積極的に声かけをすることで、地域の防犯力を高めることができます。また、事件や事故、不審者を発見した場合は、警察に通報して頂くことで、犯罪などを防ぐことができます。

防犯広報、キャンペーン

警察と連携し、防犯キャンペーンや防犯のつどいなどのイベントに参加して犯罪発生情報や防犯対策に関する資料の配布、呼びかけにより、住民一人一人の防犯意識を高める活動です。
防犯広報をすることで、地域の防犯への関心を促し、街全体の防犯力の向上につなげることができます。

危険箇所点検

危険箇所点検は、街灯が無く暗い所、人の目が届かず死角になるような所や不審者が怪しまれずに入れたり、隠れたりできるような施設、建物など、犯罪が発生しやすい場所を発見して、改善することで犯罪や事故を未然に防ぐ活動です。
繰り返し危険箇所点検を行うことで、新たな防犯上の課題を発見することができ、改善を行うことで、犯罪に強い街を作ることができます。

環境浄化

環境浄化は、清掃、落書き消し、植栽、花壇造りなどで街をきれいに管理・整備して、犯罪の起きにくい環境をつくる活動です。
きれいな街は、それだけ住民の意識が街に向いている証拠です。
逆に、ゴミや落書きが多い場所は、「住民の関心が薄く、管理されていない場所」と見られ、犯罪者に「犯罪を行っても、気づかれないだろう」と思わせてしまいます。
ゴミのポイ捨てや落書きなどを見過ごさず、街にきれいに保つことは、安全安心につながります。

子供の見守り

子供の登下校の時間帯などに合わせ、通学路の路上や交差点などで、交通安全の誘導や児童・生徒へのあいさつ・声かけなどをして、犯罪や交通事故から子供を守る活動です。
子供の安全安心を地域ぐるみで見守り、育てるという気持ちが醸成され、地域の絆が深まります。

放置自転車対策

放置自転車対策は、駅前や商店街、大型店舗などで、自転車利用者に対して施錠の徹底や路上駐輪の禁止等を呼びかけたり、警察、自治体などと協力して駐輪場への防犯設備設置の働きかけを行ったりして、自転車盗を発生させない駐輪場の環境整備や路上駐輪を防止する活動です。
放置自転車対策によって、身近で発生する犯罪である自転車盗の被害防止や、自転車利用者の防犯意識や駐輪マナーを向上させることができます。

情報発信元

警視庁 生活安全総務課 渉外情報発信係
電話:03-3581-4321(警視庁代表)

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