更新日:2016年3月31日
平成27年4月13日、陸前高田市立気仙中学校の生徒27名が、「東日本大震災での警察官の活動のお礼に」と、修学旅行で警視庁を訪れました。
気仙中学校は、東日本大震災の津波にのみ込まれ校舎が使えなくなり、現在は15キロも離れた校舎で授業を行っており、また、生徒の半数以上が今も仮設住宅で暮らしています。
代表生徒の大谷 一馬(おおたに・かずま)君と、三嶋 花(みしま・はな)さんからは、造成工事が続いている陸前高田市内の様子などについて写真を交えたプレゼンテーションがあり、大谷君は、学校生活の様子を「登校に時間がかかり、部活動の時間は少ないけれど、工夫して頑張っています。」と語りました。同校の伝統であるという合唱では「上を向いて歩こう」と校歌を美しいハーモニーで披露してくれました。
生徒の発表に続き、震災当時、陸前高田市内において機動隊員として活動した警備第一課の竹内警部補が「みなさんの笑顔が地域の支えになる」と激励しました。
最後に則包 卓嗣広報課長から「心にしみわたる歌声に私たちが大きな力をいただきました」と感謝の言葉とともにピーポくんのぬいぐるみを贈呈しました。
[復興状況のプレゼンテーション]
[合唱]
[竹内警部補から激励の言葉]
[広報課長からピーポくん贈呈]
[拍手でお見送り]
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