交通公害低減システムの試験的運用について

都内における自動車排出ガス測定局での大気汚染濃度は年々減少傾向にありますが、いまだに濃度が高くなる地点がみられ、更なる対策が必要とされています。
そこで警視庁では、大気汚染濃度が高くなった交差点の交通量を少しでも減らして大気環境の改善を図るために、交通公害低減システムを試験的に運用しています。

交通公害低減システムとは、大気汚染濃度が高くなった交差点において、自動車排気ガス濃度を低減させるため、その対象となる交差点の手前で通行車両に迂（う）回を促すための情報を提供し、交通量を減少させるシステムです。

• 提供する情報は、交通渋滞情報（周辺の渋滞状況と所要時間）と交通公害情報（対象交差点の大気環境状況と迂（う）回を促す路線）です。
• 対象交差点の大気汚染濃度が高い時は、交通渋滞情報とともに交通公害情報が提供されますので、案内された路線等を利用し、対象交差点を迂（う）回するようご協力をお願いします。