更新日:2022年3月8日
都内・全国の交通事故死者数構成率
2021年中の都内の交通事故による死者数は133人(-22人)で、そのうち二輪車(原動機付自転車を含む)乗車中の交通事故死者数は35人(-5人)でした。
都内の二輪車乗車中の交通事故死者は、全体の約26.3パーセント(+0.5パーセント)を占め、全国平均の17.6パーセントよりも高くなっています。
(注記)括弧内は前年比
(警視庁交通総務課集計)
全交通事故死者数に占める二輪車乗車中の交通事故死者数構成率の推移
都内の二輪車乗車中の交通死亡事故
通行目的別
2021年は、通勤時(出勤と退勤の合計)の事故が全体の51.5パーセントとなっています。
前年よりも+21.5ポイントと大幅に増加しております。時間にゆとりを持ち、速度を抑え、安全確認を徹底しましょう。
発生月別
- 2021年は、「2月」「4月」「7月」「12月」が5人となっています。
- 過去5年平均では、夏以降に増加している傾向が見られます。
年齢層別
2021年は、「50歳代」が7人で最多、次いで「30歳代」「60歳代」が6人と多くなっています。
事故類型別
2021年、過去5年平均ともに、「単独」が最多となっています。
速度を抑えた運転を心掛け、交差点では確実な安全確認を行いましょう。
致命傷部位
事故により最悪の結果を招く原因となる損傷主部位は、頭部、胸部、腹部で大部分を占めています。
2021年中に発生した二輪車乗車中の死亡事故の37.1パーセントで、事故時にヘルメットが脱落していました。
事故の際に被害を軽減させるには
- ヘルメットのあごひもをしっかり締める
- 胸腹部を守るプロテクターを着用する
の2点がとても大切です。
情報発信元
警視庁 交通総務課 交通安全対策第二係
電話:03-3581-4321(警視庁代表)
