更新日:2017年8月24日
騎馬隊の歴史は古く、明治7年2月当時、警視庁と内務省との間の文書往復や伝令勤務を行っていたのが始まりでした。
その後、明治36年9月に欧州の警察騎馬隊を参考として、警察官15名・馬15頭で正式に騎馬隊が発足しました。
これまでの主な活動としては、
- 大正元年9月13日 明治天皇崩御に伴い、皇居から青山斎場への警衛に従事
- 大正4年11月10日 123代天皇即位の大礼の御儀が京都御所で行われ、皇居-東京駅間の警衛に従事
- 昭和3年11月10日 昭和天皇即位の大礼の御儀の警衛に従事
- 昭和34年4月10日 皇太子同妃両殿下御成婚の儀の警衛に従事
- 昭和39年10月 第18回東京オリンピック開催に伴い、会場及び選手村の警戒と交通整理に従事
- 昭和50年5月7日 英国女王エリザベス2世陛下来日パレード警備に従事
- 昭和61年11月 伊豆大島噴火災害に伴う、動物保護活動に従事
- 平成15年9月 警視庁騎馬隊創設100周年を迎える
- 平成25年9月 警視庁騎馬隊創設110周年を迎える
- 平成25年11月 ケネディ米国駐日大使信任状捧呈式の警護に従事
などがあります。
昭和51年7月には我が国初の女性による騎馬警察官2名が誕生しました。
騎馬隊は現在、職員23名・馬16頭で東京都府中市にある東京競馬場(JRAの施設)において、警察署や幼稚園などに出向いての交通安全教育や国事である各国大使の信任状捧呈式の警護など、さまざまな活動を行うため、日々馬と共に訓練に励んでいます。
情報発信元
警視庁 第二交通機動隊 騎馬隊
電話:03-3581-4321(警視庁代表)
