更新日:2016年6月21日
環状7号線や環状8号線の主要な交差点には、通常の信号灯器の下に信号灯器がもう一つ並んでいます。その中には通常時には全く点灯していないものがあるのをご存じでしょうか。
これは、防災型信号機といい、大震災が発生した時の交通規制に対応して都心方向への一般車両の流入を禁止又は抑制する特殊な信号表示機能を備えた信号機です。この信号機には「防災対応型」の表示板が設置されています。
防災型信号機は、大震災(震度6弱以上)発生時の第一次交通規制に合わせて、環状7号線から都心方向への車両の通行を禁止する信号表示を行います。環状8号線においては、都心方向への流入を抑制する信号表示を行います。
また、震度5強の地震発生時には、必要に応じて、環状7号線から都心方向へ流入する車両の通行を禁止、環状8号線から都心方向へ流入する車両の通行を抑制する信号表示を行います。
通常時の信号表示
環状7号線から都心方向への車両の通行を禁止する信号表示
実際の信号表示例
環状8号線から都心方向への車両の通行を抑制する信号表示
情報発信元
警視庁 交通管制課 システム設計係
電話:03-3581-4321(警視庁代表)
