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家庭の大切な3つの役割

更新日:2016年7月13日

子供が成長していく上で、家庭は大切な役割を担っています。ここでは、家庭の3つの役割について考えてみましょう。

大人へと成長するための『モデル』を示す役割

子供の話し方やちょっとした仕草が、あまりにも自分にそっくりだと感じたことはありませんか。

子供は、お父さんやお母さんの様子をしっかり見ています。それをお手本にして自分の行動のスタイルにしていくのです。良いモデルをお子さんに示してあげることが大切です。

モデル行動で示す

お子さんに、「お年寄りを大切にしなさい」「人に迷惑をかけてはいけません」などと教えていると思いますが、例えば、「お年寄りを大切にしなさい」と日頃言っている親が、電車に乗るとき、お年寄りを押しのけて優先席に座ったとしたら、日頃の教えと実際にとった親の行動とを比べて、どちらをモデルにするでしょうか。実際の行動ではないでしょうか。ですから、行動でモデルを示してあげてください。

『しつけ』をする役割

子供は大人へと成長する途中にあるわけですから、もちろん、保護者は、我が子が健全な社会人として行動できるように助け、教えていく役割があります。

では、具体的に何を教えていったらよいのでしょうか。価値観が多様化していると言われている現在、様々なことが思い浮かぶと思いますが、我が子を非行に走らせないという点から考えると、『法律やルールを守ろうとする心』、嫌なことや欲しい物があっても『我慢をする心』、何かをしようとしたり、してしまったとき『人の迷惑を考えたり、反省したりする心』、の3つの心を育てていって欲しいと思います。

上手に叱って上手に褒める

『しつけ』と言うと、「○○をしなさい」とか「○○をしてはいけません」といった指示をする方法が思い浮かびます。「ダメなことはダメ」と毅然とした態度でしつけることは大切なことですが、褒めてしつけをすることも大切です。嫌なことを我慢して頑張ったとき、人に優しくしてやれたときなど、どんどん褒めてください。褒められれば自信となり、褒められたことを身につけていきます。

『心の港』をつくる役割

幼い子どもでも、保育園や幼稚園などに通うようになれば、友達とけんかをしたり、友達と比べて自分が劣っていることに不安を感じたりするなど、いろいろなストレスを感じて家に帰ってきます。そうしたストレスを家で癒すことができれば、翌日、頑張って保育園や幼稚園に行くことができます。子供にとって、ほっとする場、心が安らぐ場を作ってあげることがとても必要です。

子どもの心を理解する

親は、我が子が可愛くて、立派な大人になってもらいたくて、叱ったり励ましたりします。でも親のそうした思いが伝わらなければ、家庭はストレスを受ける場だけになってしまいます。子どもがどういう思いでいるのだろうか、どう受け取っているのだろうかと、子供の心になって考えてみる必要があります。『自分のことを分かってくれている』親がいると思えることが、家庭を『心の港』と思えることに繋がります。

情報発信元

警視庁 少年育成課 少年相談係
電話:03-3581-4321(警視庁代表)

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