配偶者からの暴力事案の概況

集計はストーカー対策室集計によるもの

配偶者からの暴力相談等の相談件数は、9,092件で、前年から703件(8.4パーセント)増加しました。

令和5年中におけるDV防止法(保護命令違反)の検挙は1件で、前年から1件(50.0パーセント)減少しました。
DV事案に起因する刑法犯・他の特別法犯の検挙は694件で、前年から86件(11.0パーセント)減少しました。

相談者の性別は、女性からの相談が7,151件(78.7パーセント)で、男性からの相談は1,941件(21.3パーセント)で、過去4年間も同様の傾向です。

相談者9,092人の内、年齢不明の9人を除いた9,083人の年代別は、30歳代が2,648人(29.2パーセント)、20歳代が2,245人(24.7パーセント)、40歳代が2,000人(22.0パーセント)の順に多くなっています。

行為者9,092人の内、年齢不明の38人を除いた9,054人の年齢は、30歳代が2,532人(28.0パーセント)、40歳代が2,118人(23.4パーセント)、20歳代が1,997人(22.1パーセント)の順に多くなっています。

相談者と行為者の関係は、婚姻関係（元を含む）が6,458人(71.0パーセント)で、同棲関係（元を含む）が2,287人(25.2パーセント)、内縁関係（元を含む）が347人(3.8パーセント)となっています。