更新日:2024年12月12日
薬物事犯の検挙状況
令和5年中、警視庁は薬物事犯において2,270人を検挙しました。
検挙した者のうち、未成年者は227人で全体の約10パーセントを占めています。
薬物の押収量
令和5年中に警視庁が押収した薬物は約618.0キログラムでした。
薬物は、外国から輸入される重機等に隠されたり、国際郵便を利用したり、入国者の手荷物に隠されたりして密輸入され、国内でインターネットや宅配便を利用して密売されています。
令和5年中の押収量
覚醒剤 | 578.8キログラム |
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大麻 | 28.0キログラム |
麻薬 | 10.0キログラム |
薬物総押収量(その他の薬物を含む) | 618.0キログラム |
(注記)小数第二位を四捨五入
覚醒剤押収量
大麻押収量
麻薬押収量
検挙事例
ペルー人による麻薬及び向精神薬取締法違反(営利目的製造)事件
事犯の概要
滋賀県栗東町所在のアパートにおいて、営利の目的でコカイン粉末相当量を製造したとして、ペルー国籍の男女5人を麻薬及び向精神薬取締法違反(営利目的製造)で検挙した。
男女2名による大麻取締法違反(営利目的共同所持)事件
事犯の概要
都内八王子市所在の自宅において、営利の目的で大麻を含有する緑褐色乾燥植物片等を所持したとして、男女2人を大麻取締法違反(営利目的共同所持)等で検挙した。
稲川会傘下組織組員による覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)事件
事犯の概要
航空小口急送貨物に覚醒剤を隠匿し、中国から本邦に輸入しようとしたとして、稲川会傘下組織組員の男を覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)で検挙した。
ポルトガル人による麻薬及び向精神薬取締法違反(営利目的輸入)事件
事犯の概要
コカイン入りの繭玉状カプセル130個を嚥下して自己の体内に隠匿し、ドイツから航空機に搭乗して、コカインを本邦に輸入したとして、ポルトガル国籍の男を麻薬及び向精神薬取締法違反(営利目的輸入)で検挙した。
情報発信元
警視庁 薬物銃器対策課 薬物銃器対策第二係
電話:03-3581-4321(警視庁代表)