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やってみよう!「運転時認知障害早期発見チェックリスト30」

更新日:2022年6月23日

「運転時認知障害早期発見チェックリスト30」とは

日常生活の中では気づきにくい初期の認知機能の衰えも、自動車を運転する行為には比較的表れやすく、この認知症予備群とも言える軽度認知障害の人が運転時に表われやすい事象をまとめたものが、「運転時認知障害早期発見チェックリスト30」です。
同リストにより5項目以上チェックが入る人は、認知機能の病的障害を念頭に専門機関で診てもらうなどの目安として活用し、安全運転に心がけて下さい。
さぁ!それではやってみよう!

運転時認知障害早期発見チェックリスト30

特定非営利活動法人高齢者安全運転支援研究会
【監修】浦上克哉
日本認知症予防学会理事長
特定非営利活動法人高齢者安全運転支援研究会理事
鳥取大学医学部教授

運転時認知障害早期発見チェックリスト30
番号 運転時認知障害早期発見チェックリスト30 チェック欄
1 車のキーや免許証などを探し回ることがある。  
2 今までできていたカーステレオやカーナビの操作ができなくなった。  
3 トリップメーターの戻し方や時計の合わせ方がわからなくなった。  
4 機器や装置(アクセル、ブレーキ、ウィンカーなど)の名前を思い出せないことがある。  
5 道路標識の意味が思い出せないことがある。  
6 スーパーなどの駐車場で自分の車を停めた位置が分からなくなることがある。  
7 何度も行っている場所への道順がすぐに思い出せないことがある。  
8 運転している途中で行き先を忘れてしまったことがある。  
9 良く通る道なのに曲がる場所を間違えることがある。  
10 車で出かけたのに他の交通手段で帰ってきたことがある。  
11 運転中にバックミラー(ルーム、サイド)をあまり見なくなった。  
12 アクセルとブレーキを間違えることがある。  
13 曲がる際にウインカーを出し忘れることがある。  
14 反対車線を走ってしまった(走りそうになった)。  
15 右折時に対向車の速度と距離の感覚がつかみにくくなった。  
16 気がつくと自分が先頭を走っていて、後ろに車列が連なっていることがよくある。  
17 車間距離を一定に保つことが苦手になった。  
18 高速道路を利用することが怖く(苦手に)なった。  
19 合流が怖く(苦手に)なった。  
20 車庫入れで壁やフェンスに車体をこすることが増えた。  
21 駐車場所のラインや、枠内に合わせて車を停めることが難しくなった。  
22 日時を間違えて目的地に行くことが多くなった。  
23 急発進や急ブレーキ、急ハンドルなど、運転が荒くなった(と言われるようになった)。  
24 交差点での右左折時に歩行者や自転車が急に現れて驚くことが多くなった。  
25 運転している時にミスをしたり危険な目にあったりすると頭の中が真っ白になる。  
26 好きだったドライブに行く回数が減った。  
27 同乗者と会話しながらの運転がしづらくなった。  
28 以前ほど車の汚れが気にならず、あまり洗車をしなくなった。  
29 運転自体に興味がなくなった。  
30 運転すると妙に疲れるようになった。  

30問のうち5問以上にチェックが入った方は要注意です。

認知症予防を心がけていただくとともに、毎年1度はご自身でチェックを行い、項目が増えるようなことがあれば専門医や専門機関の受診を検討しましょう。

注意事項

運転時認知障害早期発見チェックリスト30は、あくまで認知機能の病的障害を念頭に専門機関への受診を検討する際の目安であり、判断するのは本人やご家族です。

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情報発信元

警視庁 交通総務課 交通安全対策第一係
電話:03-3581-4321(警視庁代表)

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