更新日:2024年4月1日
クレジットカード不正利用被害の現状
クレジットカードを利用したキャッシュレス取引の拡大により、買い物等の利便性が向上していますが、皆さんの持っているクレジットカードが他人に使われてしまうという不正利用被害も増えています。
最近発生しているクレジットカード不正利用の手口は、大きく分けると次の2パターンが挙げられます。
インターネット上での不正利用
他人のクレジットカード情報(注記1)をインターネット上の通信販売サイトやホテルの宿泊予約サイトなどに入力し、買い物やホテル代の支払いをすること。
(注記1)「クレジットカード情報」とは、クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコード、カード名義人の氏名などの情報をいいます。
お店での不正利用
盗んだり、拾ったりして手に入れた他人のクレジットカードを、自分の物のようにしてお店の支払いで使うこと。
クレジットカード(情報)が盗まれる手口
クレジットカード(情報)が盗まれる手口として、以下のものがあります。
フィッシング
スマートフォンに「登録されたクレジットカード情報に誤りがあります。再度登録してください。」というメッセージが送られてきた人が、カード会社や通信販売等の偽サイトでクレジットカード情報を入力し、送信してしまった。
スマートフォンで撮影
- 学校や職場の食堂で、財布を机の上に置いて席から離れたところ、近くで食堂を利用していた人が、財布の中に入っていたクレジットカードをスマートフォンで撮影した。
- 飲食店で会計をする際、店員にクレジットカードを手渡したところ、その店員が、店の奥にクレジットカードを持っていき、クレジットカードをスマートフォンで撮影した。
遺失・盗難
クレジットカードが入った財布を、どこかで落とした(盗まれた)。
どの事例でも、その後、他人にインターネット上やお店で不正にクレジットカード(情報)が使われる被害が起きています。
クレジットカード不正利用被害を防ぐための注意点
クレジットカードの不正利用被害を防ぐためには、他人にクレジットカード(情報)を見せない(渡さない)ことが大切です。
クレジットカードをお持ちの皆さんは、
- クレジットカードを他人に見せない!(見られる隙を作らない!)
- クレジットカード情報を、インターネット上の信用できるサイト以外では入力しない!
という点に注意してください。
カード情報は機密情報
クレジットカードを持っている皆さんへのお願いです。
クレジットカード犯罪対策広報啓発用スポット映像
情報発信元
警視庁 犯罪収益対策課 犯罪収益対策第二係
電話:03-3581-4321(警視庁代表)