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啓発の取組み

更新日:2024年1月19日

警視庁では、犯罪抑止に全力で取り組んでいるものの、被害は予測不能なことも多く、いつ誰の身に降りかかるかわかりません。

一方で、被害にあわれた方々は、心身面はもちろんのこと、時には経済的にも社会的にも様々な負担を強いられます。こういった被害者の方々が置かれた現実は、社会全体で共有して、その負担軽減に努めていかなければなりません。

そこで警視庁では、さまざまな活動を通じて啓発の取組みを行っております。

「命の大切さを学ぶ教室」の開催

「命の大切さを学ぶ教室」

事件や事故の被害にあわれた方々やそのご家族、ご遺族が中高生に向けて実施する「命」をテーマにした講演活動です。
ご自身の体験を通じた重いテーマではありますが、参加された生徒からは「命は自分だけのものでなく自分を支えてくれた全ての人と共有しているものと知った」「私たちにできることは何かを考えた」といった感想があり、通常の授業とは違った貴重な学びの機会となっています。また、講演された方からも「これからの若者に聞いてもらうことで家族への供養にもなった」といったお話があり、被害者の思いを知り、被害者も加害者も出さない社会へとつながる活動になっております。
ご興味をお持ちの方々、学校関係者の皆様は、当庁犯罪被害者支援室へご連絡ください。

「大切な命を守る」全国中学・高校生作文コンクール

警察庁では、毎年、「命の大切さを学ぶ教室」を受講、またはさまざな機会を通じて命の大切さについて考えた全国の中高生を対象にした作文コンクールを行っております。
詳しくは警察庁のホームページをご覧ください。

性犯罪被害者の支援に関する研修

犯罪被害者は、事件による直接的な影響だけでなく、様々な形での二次的被害を受けています。特に、被害に対する誤った認識は、被害者に対する不適切な言動等につながり、さらなる孤立や傷つきの原因ともなります。
また、性被害の場合には、サポートに関する情報の不知等から、適切な対応や相談等につながれず、泣き寝入りしてしまうケースも多く見られます。
そこで、警視庁では

  • 犯罪被害に関する正しい知識や被害者への適切な接し方等を学ぶとともに、社会全体で被害者を思いやり、支える気運を醸成する
  • 警察における各種被害者支援制度を知り、身近な人が犯罪被害に巻き込まれたときに適切なアドバイスを与えられるようにする

ことを目的とし、「性犯罪被害者の支援に関する研修」を開催しております。
本研修は、警視庁犯罪被害者支援室の担当者が会場に出向き、パワーポイントを用いた講義形式で実施します。詳しくは、警視庁犯罪被害者支援室までお問い合わせください。

被害遺児等へのサポート

被害者のニーズを汲むという点では、性犯罪被害の対応とともに困難なのが、子供が当事者になるケースです。中でも家族が被害に巻き込まれ遺児になる場合は、最大級のサポートが必要にもかかわらず支援につながりにくく懸案となっています。
そこで警視庁では、関係機関などの協力を得て、被害遺児やそのご家族を各種イベントに招待する活動を行っております。この活動を通じて、子供達が成長していくきっかけを提供するとともに、被害遺児やそのご家族を社会全体で支えていく気運を高めていくことを目指しています。

各種キャンペーン活動

警視庁では、犯罪被害者やそのご家族が置かれている状況やその名誉、平穏な生活への配慮の重要性について理解を深め、社会全体で被害者を支えることを目的としたキャンペーン活動を、連携している関係機関と行っています。


行政機関等との合同キャンペーン

情報発信元

警視庁 犯罪被害者支援室
電話:03-3581-4321(警視庁代表)

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