更新日:2024年9月9日
事件概要
平成8年9月9日(月曜日)(被害者の母親が外出した)午後3時50分ころから(119番通報があった)午後4時39分までの間、葛飾区柴又3丁目被害者宅2階において、被害者が刃物で殺害された上、自宅を放火されるという事件が発生しました。
この日の天候は朝から雨が降り続き、肌寒い一日でした。
発生日時
平成8年9月9日(月曜)午後3時50分ころから同日午後4時39分までの間
発生場所
東京都葛飾区柴又3丁目 被害者宅
被害者
女子大生(英語学科4年) 当時21歳
当時の出来事(平成8年事件当時)
出来事
7月11日 公安調査庁が公安審査委員会にオウム真理教の解散請求
7月19日 アトランタ・オリンピック開催(8月4日まで)
8月4日 映画「男はつらいよ」の主演俳優・渥美清さん死去(68歳)
9月3日 渥美清さんに国民栄誉賞
9月17日 野茂英雄さん(当時ロサンゼルス・ドジャーズ所属)が日本人初大リーグでのノーヒット・ノーラン達成
テレビ番組
NHK連続テレビドラマ小説「ひまわり」「ふたりっ子」
NHK大河ドラマ「秀吉」
民放ドラマ「ロングバケーション」
流行語等
「自分で自分をほめたい」
「ルーズソックス」
「チョベリバ・チョベリグ」
「ストーカー」
当日の番組表
発生場所の地図
事件現場は、JR金町駅の南約1,300メートル、京成電鉄金町線柴又駅の北西約250メートル、京成電鉄成田線京成高砂駅の北東約1,000メートルに位置する2階建て一般住宅です。
周辺は柴又駅を中心として、駅東側に柴又街道が南北に走行し、北方に進むと国道6号線(水戸街道)、南方に進むと京葉道路にそれぞれ通じ、柴又帝釈天・矢切の渡し等に代表される観光地として賑わう一方、現場のある駅西側は当時からほぼ変わらない閑静な住宅街が広がっています。
現場周辺の広域図
現場周辺の詳細図(平成8年当時)
現場の写真
当時の現場付近の航空写真
現場周辺の写真(現場西側)
現場西側(玄関側)の写真
現場東側(裏側)の写真
犯人が残した手がかりは
凶器
犯人は小型の刃物を使用したと考えられます。
特徴
- 刃渡り8センチメートル以上
- 刃幅約3センチメートル
- 先の尖った片刃
凶器として推定される刃物類
果物ナイフ
ペティナイフ
ガムテープ
事件に使われたガムテープは、静岡県下の工場において平成6年1月以降に製造されたものでした。
ガムテープの特徴
布粘着テープと呼ばれるものであり、1巻が幅50ミリメートル長さ25メートル、価格は700円から800円、一般の製品より高価で主に梱包用途で販売されていました。
ガムテープの販売状況
全国に広く流通し、梱包業者等法人に直接に直接納入されるほか、ホームセンター・文具店等で購入することが出来ました。
ガムテープの粘着面
ガムテープの粘着面には、植物片・木片・犬の毛等が付着していたことが分かっています。
これらの付着物は、犯人が着衣等を通して外から持ち込んだ可能性があるものです。
情報提供
犯人は男性で、犯行当時何らかのケガを負い出血しています。犯人の血液型は「A型」です。
- 事件・犯人・事件にまつわる不審者等に関するうわさ話を聞いた。
- 事件当日、何らかの理由によるケガ(刃物傷、切り傷等)をしていた人を知っている。
- 事件前後、又は当日発生時間帯ころに現場付近で不審な男や車を見掛けた。
- 事件前後に突然転居した、見掛けなくなった人を知っている。
- 事件前後に突然仕事を休んでいた、辞めた人を知っている。
どんな些細なことでも結構です。
犯行時間帯は学校の帰宅時間とも重なることから、当時学生であった方々からも情報をお待ちしています。
懸賞金に関する注意事項
捜査特別報奨金 上限額300万円
小林 順子さん殺人事件の捜査に協力する会による謝礼金 上限額500万円
懸賞金の支払い
懸賞金は、対象事件に関する情報提供者に対して、検挙等への寄与の度合いに応じて、警察庁及び小林 順子さん殺人事件の捜査に協力する会から上限額800万円の範囲内で支払われます。
また、該当者が複数いる場合は、検挙等への度合いに応じて、上限額の範囲内で分割して支払われます。
懸賞金支払いの除外事由
1 匿名であるなどのため個人の特定ができない者
2 警察職員
3 被疑者本人、共犯者及び情報を入手する過程において犯罪行為その他公共の安全と秩序を害する行為を行ったと認められる者
4 1から3に掲げるもののほか、懸賞金の支払いを受けることが社会通念上適当でないと認められる者
期間
令和6年9月9日から令和7年9月8日まで
実施者
警察庁長官
小林 順子さん殺人事件の捜査に協力する会
柴又三丁目女子大生殺人 放火事件特別捜査本部に関する情報提供(メールソフトが起動します)
問い合わせ先
警視庁亀有警察署 柴又三丁目女子大生殺人 放火事件特別捜査本部
電話:03-3607-0110(代表)
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情報発信元
亀有警察署
電話:03-3607-0110(署代表)