更新日:2016年3月31日
甲警察署Y警部らは、午後○時○○分、本署で勤務中、「○○○店の駐車場から私の娘がいなくなってしまった。」とする110番指令を受け、直ちに現場へ向かい、お母さんから事情を聴取しました。これに対し、お母さんは、目に涙を浮かべながら、「車で11歳の娘と○○○店に来ました。駐車場で待ち合わせをしたのですが、娘が約束の時間になっても戻って来ません。店内や周辺を探したのですが、どこにもいません。」と訴えました。そこで、Y警部は、「我々が娘さんを見つけますから。」などと言って、お母さんを落ち着かせた後、直ちに、当番員を指揮して娘さんの捜索を行いました。その数時間後、Y警部は、自宅に戻ったお母さんから、「娘が帰ってきました。」との連絡を受け、本件に事件性がないことを確認した後、取扱いを終えました。
翌日、このY警部らの取扱いに対し、お母さんから甲警察署宛てに手紙が届けられました。
いただいたお手紙
生活安全課の皆様へ
昨夜は、お騒がせし、大変申し訳ありませんでした。親の不注意と深く反省しております。
私の早とちりでしたが、寒い中、対応してくださり、心から感謝しています。注意されるかと思い覚悟していましたが、来てくださった警察官の皆様が本当に優しく声を掛けてくださり、涙が出そうになりました。困った時にこのように助けてくださる警察の方々のおかげで、私たちも安心して過ごせているのだと実感いたしました。本当にありがとうございました。
昨夜は、気が動転してしまいお礼もきちんとできず失礼しました。
年末になり益々、お忙しい時期だと思いますが、どうぞお身体を大切にされ、お仕事がんばってください。
問合せ先
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電話:03-3581-4321(警視庁代表)
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