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警察署へ届いた手紙(平成27年6月26日)

更新日:2016年3月31日

I警部補らは、都内某警察署で当番勤務中、「公園内で男性が倒れている。」との110番指令を受け、現場に急行しました。I警部補が、公園内において、男性(以下「A男さん」)の微弱な脈拍を確認したため、A男さんを病院へ緊急搬送するように手配し、搬送されたものの、A男さんは、病院内で亡くなりました。
その後I警部補らは、A男さんのご遺族に連絡し、死亡時の状況などを丁寧に説明したところ、ご遺族から、「息子を遺骨にしてから、一緒に郷里に帰りたいのです。」との要望を受けたため、意に沿う形で、今後の手続や火葬場の手配などについて説明し、取扱いを終えました。
後日、A男さんのご遺族は、警察署を訪れ、I警部補らに対し、「火葬が無事終了しました。今夜、息子の遺骨と一緒に帰ります。何も知らない私達に対する心温まるご対応、本当に感謝いたします。」と謝辞を述べ、郷里に向けて出発されました。
その後、ご遺族から、警察署宛てに、以下の手紙が届けられました。

ピーポくんのイラスト

いただいたお手紙

拝啓

先日、目にした都内の桜は瑞々みずみずしい葉桜の季節となっていました。刑事課の皆様には相変わらず多忙な日々をお送りのことと御察し申し上げます。
先日、長男の悲報に接し、この度は親切丁寧に諸事のご指導頂き有難うございました。心から感謝申し上げます。
4から5日間は東京に滞在しなければならないかと案じていたところ、翌日の夜に遺骨を抱いて家に連れて帰ることが出来ました。これもI係長はじめスタッフ一同の温かい心配りの賜物と重ねて御礼申し上げます。
悲しみのどん底で対面した長男の表情が何の苦しみもなく、安らかな寝顔の様であったことがせめてもの救いでした。
その後、菩提寺の住職の来宅を得て経をあげてもらい、私共の供養がはじまりました。苦しみながら、いつかは抜け出せると信じて、短命を終えた息子の分も生き永らえて供養を重ねていきたいと思います。これからも毎日が忙しいことと存じますが、皆様のご活躍を祈りながら乱筆、乱文でお礼とさせていただきます。

敬具

問合せ先

警視庁 広報課

電話:03-3581-4321(警視庁代表)

情報発信元

警視庁 広報課 広聴係
電話:03-3581-4321(警視庁代表)

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