更新日:2023年11月13日
警察証明とは
警察証明とは、警察の所管に係る取扱事項に関し、証明を必要とする者(申請者)からの申請に基づき、事実を確認した事項又は届出を受理した事項(証明事項)について書面を交付して行う証明を言います。
証明には、事実証明と届出証明の2種類があり、以下の交付基準に合致した場合に申請することができますが、オンラインで可能な申請は、官公庁に提出する届出証明のみになります。
交付基準
証明対象 | 提出先 | 使途 | 要件 | |
---|---|---|---|---|
在留カード | 出入国在留管理官署 | 再交付申請 | 盗難、遺失 | |
特別永住者証明書 | 市区町村長 | 再交付申請 | ||
旅券 | 外国人 | 外国大使館、領事館等 | 再交付申請 | |
日本人 | 外務大臣、都道府県知事 | 紛失の届出 | ||
再入国許可書 | 地方出入国在留管理局 | 再交付申請等 | ||
雑損控除対象物 | 税務署長 | 雑損控除の申告 | 盗難、横領、災害(犯罪に起因するもの) | |
有価証券(株券を除く。) | 簡易裁判所 | 公示催告の申立て | 盗難、遺失 | |
外国の法令に係る永住許可証、自動車運転免許証、身分証明書等 | 外国政府等 | 再交付申請等 | 盗難、遺失等 | |
犯罪被害 | 都道府県知事等 | 被害者支援申請 | 殺人、不同意性交等、傷害等 | |
インターネットバンキングによる不正な払戻しによる損失 | 税務署長 | 雑損控除の申告 | 被害者である銀行等が被害届を届け出ており、かつ、申請者であること。 | |
スキミングにより作出した偽造キャッシュカードを利用した窃盗(払出盗)による損失 | ||||
自動車の盗難届 | 自動車税事務所 | 課税保留申請手続 | 東京都外の自動車税事務所である場合に限る。 | |
日本人の旅券の盗難、遺失 | 外国大使館、領事館等 | 査証の再申請 | 日本人の旅券である場合に限る。 |
(注記)交付基準に合致しないものは、警察証明を発行することはできません。
オンラインで申請できる方
以下の要件を全て満たしている場合にオンラインで申請をすることができます。
- 申請した警察署等窓口において警察証明を受領できる方。
- 東京都内の警察署等に届出をした方。
- 届出をした警察署等、届出日、受理番号が判明している方。
- 官公庁に警察証明を提出する方。
手続の流れ
1 「警視庁行政手続オンライン」サイトで入力
下記リンク「警視庁行政手続オンライン」サイトをクリックし、警察証明申請画面へ移動後、必要事項を入力してください。
2 警察署から証明書の発行
申請受理後、内容等の確認のため、警察署等から電話で連絡があります。なお、申請内容に不備等がある場合は受理できません。
3 警察証明の受領
警察署等から受領日の日程調整の電話があります。ご都合の良い日をお伝えのうえ、申請した警察署等に行き、窓口において身分証明書をご提示のうえ、警察証明を受領してください。
申請を拒否する場合
- 交付基準に合致しない場合。
- 警察署に届け出た人と申請者が同一でない場合。
- 警察署において、証明書を発行することが妥当でないと判断した場合。
その他注意事項
- 申請内容に不備がある場合には、手続が遅れる場合があります。
- オンライン申請は、警察署で直接申請するよりも交付までに時間が掛かります。お急ぎの場合は、直接警察署窓口で警察証明を申請してください。
情報発信元
警視庁 企画課 企画管理係
電話:03-3581-4321(警視庁代表)