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マルウェアに対する自己防衛策

更新日:2026年7月21日

マルウェアとは

マルウェアとは、デバイスやネットワークに対して不正かつ有害な動作を行う目的で作成された、悪意のあるプログラムやソフトウェアの総称です。

マルウェアの種類と機能

マルウェアは、他のプログラムやファイルに寄生して活動する「ウイルス」、自己増殖する能力を持った「ワーム」、無害なソフトウェアになりすまして内部に侵入する「トロイの木馬」など複数の種類があります。マルウェアには様々な機能があり、不正アクセス、データの流出や破壊、金銭の詐取が目的です。感染した端末は動作が重くなる、データが外部に流出するといった直接的な被害のほか、大量のメールが勝手に送信される、サイバー攻撃で第三者を攻撃する踏み台に使われるなど、気がつかないうちに自分がサイバー攻撃の加害者にされる恐れがあります。

マルウェアの事例

  • ボット 感染した端末が攻撃者に遠隔操作され、他の対象を攻撃する踏み台にされます。
  • スパイウェア 監視を目的として、ユーザーの行動や情報を密かに収集する機能を有します。
  • インフォスティーラー 感染した端末の認証情報や機密データを盗み出す機能を有します。
  • ランサムウェア 感染した端末のデータを暗号化する機能を有し、犯罪者が復号を条件に恐喝する手段に利用されます。

マルウェアの感染経路

マルウェアが感染を広げる経路は多様であり、情報通信サービスを利用していれば、誰でも感染する危険があります。

感染経路の事例

  • 電子メール 偽メールに添付されたワードやエクセルのファイル、拡張子がexeの実行ファイルなど、マルウェアを仕込まれたファイルを開くことで感染します。
  • Webサイトの閲覧 ぜい弱性のあるサイトや不正なスクリプトが埋め込まれたサイトを閲覧することで感染します。また、「ウイルスに感染しています」等の偽の警告画面から誘導されることで、悪意のあるプログラムを導入させられるケースもあります。
  • ソフトウェアの配布 ネットで配布されている非公式アプリケーションやフリーソフトにマルウェアが仕込まれていることがあります。
  • 物理的記憶媒体 USBメモリ、CDロム、外付けHDDなど、物理的な記憶媒体の貸し借りや共有によって、他の端末に拡散することがあります。
  • ぜい弱性の悪用 リモートデスクトップやVPNなど、オンライン接続サービスのぜい弱性を放置していた場合、そこから侵入されることがあります。特にランサムウェアの被害の多くはこれが原因とされています。

マルウェア感染の兆候

マルウェアは利用者が気がつかないうちに感染、動作するものがほとんどです。下記のような兆候が見られたら、感染を疑いましょう。

主な事例

  • 動作が重くなる パソコンの動作や通信が遅くなる、頻繁にフリーズ、再起動する、ハードディスクや冷却ファンが高負荷で回るなど、不自然な動作が発生します。
  • 広告やポップアップが表示される 不審な広告やセキュリティ警告(偽の警告)のポップアップが頻繁に表示されるなど、 画面に異常が発生します。
  • 勝手にメールが送信されたり、通信が増加する 身に覚えのないメールの送信履歴があったり、データの通信量が急増するなど、データやファイルに異常が生じます。

マルウェアの感染防止策

マルウェア感染を防止するには、システム面の強化に加えて、機器を利用するユーザー自身のセキュリティ意識の向上が重要です。また、必要に応じてウイルス対策ソフトなどのセキュリティサービスを導入することで、感染のリスクを減らせます。

主な対策

  • 公開されたOSのセキュリティ更新や修正プログラムの適用を速やかに行い、通信機器やソフトウェアの状態を最新の状態にアップデートする。
  • 身に覚えのないメールの添付ファイルは開かない、記載されたリンクをクリックしない。メールアドレスは送信元を詐称することが可能なので、記載内容に違和感を感じた際は、念のために送信者に電話などで確認する。
  • ファイルをインターネットからダウンロードしたり他人から受け取った際は、実行前にセキュリティソフトでチェックする。アプリケーションはメーカーの公式サイトや公式ストアなど、信頼できるサイトから入手する。
  • ウイルス対策ソフトを導入し、最新の定義ファイルでスキャンする。機器を使用する環境や取り扱うデータの重要度に応じて、より高機能なセキュリティサービスの導入も有効な対策となります。

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情報発信元

警視庁 サイバーセキュリティ対策本部 対策担当
電話:03-3581-4321(警視庁代表)

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