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あなたの街の少年犯罪

更新日:2022年3月17日

令和3年12月末における都内での刑法犯認知件数は、7万5,288件で、前年同期と比べて7,477件(9.0パーセント)減少し、平成15年以降連続して減少しています。
また、刑法犯少年の検挙・補導人員は、2,925人で、前年同期と比べて229人(7.3パーセント)減少しました。
街頭犯罪の認知件数は、2万3,608件で、4,571件(16.2パーセント)減少し、街頭犯罪における少年の検挙・補導人員は、320人で、186人(36.8パーセント)減少しました。
特に街頭犯罪のうち、少年の検挙・補導人員の占める割合が高い罪種は、オートバイ盗(87.9パーセント)、部品ねらい(70.8パーセント)でした。

検挙・補導人員における少年の割合(令和3年12月末)

刑法犯罪

総検挙 22,075人

内訳

成人 19,150人 (86.7パーセント)
少年 2,925人 (13.3パーセント)

街頭犯罪

総検挙 1,082人

内訳

成人 762人 (70.4パーセント)
少年 320人 (29.6パーセント)

刑法犯罪

刑法に規定する罪のことで、殺人・強盗・恐喝・窃盗・詐欺・性犯罪などを計上しています。

街頭犯罪

街頭で発生する犯罪のうち、「路上強盗・ひったくり・自動車盗・オートバイ盗・自転車盗・車上ねらい・部品ねらい・自動販売機ねらい」を計上しています。

少年

20歳に満たない者をいいます(男女の別は問いません)。

少年犯罪の状況

刑法犯少年の検挙・補導人員は、平成22年以降、減少しており、ひったくり等の街頭犯罪についても、軒並み減少しています。
その中で、オレオレ詐欺等の特殊詐欺は、令和3年12月末の時点で検挙・補導された少年は130人で、前年同期比14人増加し、少年が占める割合は17.7パーセントと、依然として少年の関与が大きな社会問題となっています。

最近の特異な検挙事例としては、

  • SNSで女性を装って男性を誘い出し、暴行を加えて傷害を負わせ、現金を奪おうとした強盗致傷事件
  • 帰宅途中の男性に少女が声をかけ、そのことに別の少年らが因縁をつけ暴行を加えて傷害を負わせ、現金等を奪った強盗致傷事件
  • 友人間のトラブルから少年を監禁して、傷害を負わせた監禁・傷害事件
  • 買物カゴごと多数の商品を万引きした窃盗事件及び電動アシスト自転車のバッテリーを盗んだ窃盗事件
  • 販売する目的で大麻を所持した大麻取締法違反事件
  • 電動アシスト自転車のバッテリーを盗んで転売した窃盗事件

などがあります。
警視庁では、こうした犯罪の発生警察署に本部の捜査員を派遣して、集中的な取締りを行うとともに、少年被疑者の立ち直りに対する支援を推進しています。

令和3年12月末現在の主な検挙事例

凶悪犯

SNSで女性を装って男性を誘い出し、暴行を加えて傷害を負わせ、現金を奪おうとした少年らを検挙

久松署、深川署は、江東区所在の公園内において、SNSで女性を装って被害者の男性を誘い出し、金品を強取しようと考え、誘い出した被害者に対し、「俺の女に会わないでくれ。」などと因縁をつけ、顔面を殴るなどの暴行を加え、全治約2週間を要する左頬部打撲等の傷害を負わせた少年2人(無職1人、会社員1人)を強盗致傷罪で検挙しました。

帰宅途中の男性に少女が声をかけ、そのことに別の少年らが因縁をつけ暴行して傷害を負わせ、現金等を奪った少年らを検挙

新宿署、池袋署、渋谷署は、新宿区内の路上において、少女が声をかけた男性に対し、同少女と会話をしたことに因縁をつけて顔面を殴り、さらに、逃げる男性を転倒させ、殴る蹴るなどの暴行を加え、現金25万1,000円及び長財布等10点(時価合計5万5,000円相当)を奪い、全治約1か月を要する両肋骨骨折等の傷害を負わせた少女1人(高校生)及び少年3人(塗装工1人、無職2人)を強盗致傷罪で検挙しました。

女性方を宅配業者を装って訪問し、現金を強奪するなどした少年らを検挙

目黒署は、宅配業者を装って被害者方を訪問し、被害者に対し「お金を出せば帰る。」などと言い、逃げようとする被害者の両腕をつかんで引っ張り、床に転倒させるなどの暴行を加え、さらに「これ以上暴れると手を出さなきゃいけない。」などと言って脅迫し、被害者所有の現金約600万円を奪い、その際、前記暴行により、加療約2週間を要する両手関節部打撲傷等の傷害を負わせた少年3人(高校生1人、塗装工1人、飲食店従業員1人)と成人1人(職業不詳)を住居侵入、強盗致傷罪で検挙しました。

詐欺犯

持続化給付金を不正に申請して振り込ませた成人女性を検挙

小松川署は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い影響を受けた個人事業者等に対して給付する持続化給付金名目で金銭をだまし取ろうと考え、不正申請し、100万円ずつ合計200万円を振り込ませた成人女性2人(会社員、うち1人は行為時少年)を詐欺罪で検挙しました。

SNSを利用してコンサートチケットが入手できるものと思わせ、現金を振り込ませた成人女性を検挙

小平署は、「アイドルグループのコンサートチケットを譲るので、まずお金を貸してほしい」などとSNSに嘘のメッセージを書き込み、購入を希望した被害者に対し、インターネットバンキングを使用して、情を知らない他の者の口座に3万6,000円を振り込ませるなどした成人女性1人(無職)を詐欺罪で検挙しました。

持続化給付金を少年らに不正申請させ、300万円を振り込ませた成人を検挙

新宿署、玉川署、碑文谷署、中野署、城東署は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い影響を受けた個人事業者等に対して給付する持続化給付金名目で金銭をだまし取ろうと考え、少年らに不正申請させ、100万円ずつ合計300万円を振り込ませた成人2人(職業不詳)を詐欺罪で検挙しました。

粗暴犯

友人間のトラブルから少年を監禁して、傷害を負わせた少年らを検挙

高島平署は、板橋区内の路上において、被害者の腕や肩をつかみ、オートバイの前輪で押すなどして車両内に押し込み、顔面をタオルで目隠しして押さえ込んだ状態で車両を走行させて監禁し、その後、同区所在の公園等において、溜池に突き落とすなどした上、顔面や腹部に殴る蹴るなどの暴行を加え、全治約1か月を要する鼻骨骨折等の傷害を負わせた少年4人(高校生2人、アルバイト1人、会社員1人)を、監禁罪及び傷害罪で検挙しました。

仲間内のトラブルから因縁をつけて、たばこの火を押しつけるなどの暴行を加えた少女らを検挙

亀有署は、葛飾区所在の河川敷付近において、被害者に対して因縁をつけ、被害者の顔面、腹部等を手拳で殴ったり、大腿部を足蹴りしたりする暴行を加えた上、さらに頬及び腕にたばこの火を押しつけるなどの暴行を加え、被害者に受傷後21日程度の安静、経過観察を要する頭部多発皮下血腫、左顔面・両肩・両側上腕部・両側下腿部挫傷、左頬部・左前腕部熱傷の傷害を負わせた少女2人(高校生、無職)を傷害罪で検挙しました。

コルクのヘルメットを被っていた少年らに傷害を負わせた少年らを検挙

王子署は、北区所在の緑地において、バイクのマフラーを改造してコルクのヘルメットを被っていた他の地域居住の被害者2人に対し、コルク狩りと称して、顔面に頭突きをしたり、腹部等を足蹴りしたりするなどの暴行を加え、全治約2週間を要する右手関節打撲等、安静加療約3週間を要する前胸部打撲等の傷害を負わせた少年3人(高校生)を傷害罪で検挙しました。

窃盗犯

買物カゴごと多数の商品を万引きした少年と、電動アシスト自転車のバッテリーを盗んで転売した少年らを検挙

青梅署、昭島署は、青梅市所在のコンビニエンスストアにおいて、共犯者が商品をレジに持ち込み、店員の気を引いている隙に、スナック菓子等91点(販売価格合計2万8,530円)及び買い物かご4個(時価合計1,200円相当)を盗んだ少年1人(無職)及び同市所在の団地内駐輪場において、電動アシスト自転車のバッテリー1個(時価1万5,000円相当)を盗んだ少年3人(高校生)を窃盗罪で検挙しました。

電動アシスト自転車のバッテリーを盗んで転売した少年を検挙

野方署は、中野区所在のアパート駐輪場において、電動アシスト自転車のバッテリー1個(時価合計2万5,000円相当)を盗んだ少年1人(無職)を窃盗罪で検挙しました。

公園内のベンチに座っていた男性から小型ゲーム機等を盗んだ少年らを検挙

光が丘署は、練馬区所在の公園内において、同ベンチに座っていた被害者所有の小型ゲーム機1台ほか4点在中のショルダーバッグ1個(時価合計4,500円相当)を盗んだ少年3人(高校生、アルバイト、無職)を窃盗罪で検挙しました。

その他

販売する目的で大麻を所持した少年を検挙

東大和署は、神奈川県横浜市所在のマンション2か所において、大麻を含有する乾燥植物片等合計約138グラム及び大麻を含有する液体合計約3グラムを所持した少年1人(無職)を大麻取締法違反(営利目的所持等)で検挙しました。

公園内のトイレ等に接着剤を付着させて損壊した少年らを検挙

多摩中央署、南大沢署、武蔵野署、三鷹署、五日市署は、稲城市所在の公園内において、同所に設置されたトイレ等に接着剤を付着させて損壊させた少年5人(高校生)を建造物損壊、器物損壊罪で検挙しました。

情報発信元

警視庁 少年事件課 指導第二係
電話:03-3581-4321(警視庁代表)

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