更新日:2022年3月22日
初心運転者講習の該当者は?
準中型(5トンの限定解除を含む)、普通、大型二輪、普通二輪、原付免許を取得して、1年間(初心運転者期間)に、免許種別に対応する車種による違反や事故等の点数の合計が、3点以上(1回で3点の場合は4点以上)に至った方が該当します。
普通免許(準中型5トン限定免許を含む)を取得して2年以上経過後に、準中型免許を取得した場合(5トンの限定解除を含む)を除きます。
(例)普通免許を取得して1年間に、普通車を運転して合計3点以上の違反をした人は初心運転者講習の該当となります。
講習通知書と受講期間は?
公安委員会から「初心運転者講習通知書」が配達証明郵便で郵送されます。
講習を受講できる期間は、通知書を受け取った翌日から1ヶ月以内です。
期間中に「やむを得ない理由」(海外旅行、災害等)がある場合は、その期間を除きます。
旅券(パスポート)は、出入国記録(スタンプ)が確認できるものが必要です。自動化ゲートを利用した出入国の際にスタンプを押印されていない方は、出入国在留管理庁から出入(帰)国記録を取得してください。
出入(帰)国記録に係る開示請求について(出入国在留管理庁ホームページ)(外部サイト)
受講日と受講場所は?
「講習通知書」に、「受講日」と「受講場所」が指定されています。
原則として、指定された日時、場所で受講してください。但し、原付講習を受けられる方は、「受講日」と「受験場所」が指定されていませんので、事前に初心運転者講習事務局への予約が必要となります。
変更の必要な方、受講を希望しない方は、事前に下記の初心運転者講習事務局まで連絡してください。
受講日
受講場所の教習所により、受講日は異なります。
受講場所
都内21ヶ所の指定自動車教習所
講習の内容と時間
準中型・普通・大自二・普自二免許の方
学科と実技等の7時間講習です。
学科(講義) |
1時間 |
---|---|
実技(コース内) |
1時間 |
実技(路上) |
1時間30分 |
路上運転の検討会 |
30分 |
危険予知訓練(講義等) |
2時間 |
効果測定等 |
1時間 |
講習時間(合計) | 7時間 |
原付免許の方
学科と実技等の4時間講習です。
学科(講義) |
30分 |
---|---|
実技(コース内) |
50分 |
実技(路上) |
30分 |
路上運転の検討会 |
10分 |
危険予知訓練(講義等) |
1時間20分 |
効果測定等 |
40分 |
講習時間(合計) | 4時間 |
車種別に少人数のグループに分かれて講習を行います。
講習手数料
手数料は免許種別により異なります。
準中型免許
15,950円
普通免許
15,250円
大型二輪免許
19,800円
普通二輪免許
18,750円
原付免許
10,700円
講習を受けなかった場合は?
再試験を受けることになります。
再試験とは何ですか?
学科と技能(原付は学科のみ)の試験をします。
初心運転者講習対象者が講習を受けなかった場合、又は受講後に3点以上(1回3点となる場合は4点以上)の違反をした場合は、初心運転者期間経過後に再試験を行います。
再試験の不合格者、又は不受検者は、再試験に該当する免許のみを取り消します。
行政処分(免許停止)又は、違反者講習の通知を受けている場合は?
初心運転者講習と運転免許の行政処分や違反者講習とは、別の制度です。
免許停止処分の通知を受けている方
- 免許停止処分中に初心運転者講習を受けることはできません。
- 免許停止処分(停止処分者講習は受講可能です。)を受ける前か後に、初心運転者講習を受講してください。
違反者講習の通知を受けている方
受講日等を調整しますので、下記の初心運転者講習事務局まで連絡してください。
問合せ先
警視庁 運転免許本部 運転者教育課 講習係
電話:03-6717-5812
情報発信元
警視庁 運転免許本部 運転者教育課 講習係
電話:03-6717-3137(代表)
