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TOKYO2020

東京2020
オリンピック・パラリンピック
競技大会における
警視庁の取組

新型コロナウイルス感染症の影響によって1年延期された東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会は、直前に無観客での開催となり、警備態勢の変更を余儀なくされるなど、警備、交通対策は困難を極めました。こうした中、警視庁職員はそれぞれの持ち場で全力を尽くし、世界中が注目した祭典の安全な開催というミッションを完遂することができました。また、警視庁職員も選手として同大会に出場するなど、警視庁職員全員にとって大きな成果が得られた大会となりました。

安全・安心な
開催に向けた取組

大会期間中は、過去最大人員となる警視庁警察職員が従事し、競技会場や選手村周辺の警備や要人警護、都内主要施設の警備、ドローンやサイバー攻撃によるテロ対策、交通渋滞の整理などにあたりました。また、各部隊に新型コロナウイルス感染者が出るケースも想定し、部隊の入替えにも迅速に対応できる体制で臨みました。

1/17

機動隊

盤石な警備体制で競技会場周辺の警戒を行う機動隊員。大会関係施設の警備および円滑な交通対策を推進し、過去最大規模となる警備を完遂した。

2/17

機動隊

オリンピックスタジアム内で警戒を行う機動隊員。

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機動隊

競技会場周辺に集まった人々を整理誘導し、雑踏事故を防止するため、マイクを使って広報を行う機動隊員。

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警護課(SP)

要人警護のプロフェッショナルであるSPは、一分の隙も見せない厳重な警備体制で、参加国要人等の警護にあたった。写真は公開訓練の様子。

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警備犬

競技会場や選手村などの関連施設で、警備犬と共に爆発物や銃器などの不審物捜索にあたる警備第二課員。

6/17

駅警戒

鉄道事業者と連携し、駅構内、地下鉄等での警戒を実施。不審者および不審物の早期発見に努めた。

7/17

空港警戒

空港施設内外での警戒警備を徹底。不審者の早期発見、不法侵入防止等に努め、テロ等不法事案の未然防止を図った。

8/17

爆発物処理・化学防護部隊(S・NBC)

爆発物やNBC(核・生物・化学)テロに対処するため、各機動隊の専門部隊が不測の事態に備えた。写真は公開訓練の様子。

9/17

緊急時初動対応部隊(ERT)

各機動隊の銃器対策部隊から優れた技能を有する者を選抜し編制された「緊急時初動対応部隊」は、銃器などを使用した重大事案に備えた。写真は公開訓練の様子。

10/17

特殊救助隊・機動救助隊

救出救助の専門部隊である「特殊救助隊・機動救助隊」は、大会期間中、関係防災機関等と連携し、首都直下地震や風水害等の大規模災害に備えた。写真は公開訓練の様子。

11/17

地域部特別支援班

大会関連施設を管轄する警察署を支援するため、警戒警ら活動や事案発生時の初動対応を通じて、大会期間中の治安維持に万全を期した。

12/17

機動警ら部隊

競技会場周辺において、警ら用無線自動車の機動力を生かし、積極的な職務質問により不審者の早期発見に努めた。

13/17

移動交番車

大会期間中、移動可能なトレーラーハウス型移動交番車が競技会場付近に設置され、地域警察官が街の安全・安心の確保にあたった。

14/17

経空警戒

航空隊は、大会関連施設等の上空や不審機に対する警戒を徹底して、不法事案の未然防止に努めた。写真はおおとり2号。

15/17

水上警戒

水上から競技会場周辺の警戒を行い、不審船等の早期発見やテロ事案の防圧検挙に努めた。写真は警備艇しおかぜ。

16/17

初動捜査班・検挙対策班

刑事部員及び警察署刑事担当課員により編制された「初動捜査班・検挙対策班」は、競技会場等に対する不法事案を解決するため、初動捜査や検挙対策を行う任務にあたった。

17/17

交通対策

大会関係車両の円滑な輸送と交通渋滞の抑止を目的とした交通対策を実施し、交通安全の確保に努めた。

機動隊

機動隊

機動隊

警護課(SP)

警備犬

駅警戒

空港警戒

爆発物処理・化学防護部隊(S・NBC)

緊急時初動対応部隊(ERT)

特殊救助隊・機動救助隊

地域部特別支援班

機動警ら部隊

移動交番車

経空警戒

水上警戒

初動捜査班・検挙対策班

交通対策

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©日本フェンシング協会:Augusto Bizz / FIE

大会に出場した
警視庁職員の声

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会には、警視庁職員5名が出場し、自国開催のプレッシャーの中、それぞれの選手が全力で競技に臨みました。

ウエイトリフティング
男子61kg級

©JWA

糸数 陽一
第八機動隊 教務係
2014年入庁

警察官は子供の頃からの夢であり、首都・東京を守る警視庁に憧れていました。また、警視庁にはウエイトリフティング競技の強豪チームがあり、環境・設備が整っていることも魅力でした。監督やコーチ陣が熱心に指導してくださったおかげで、4位入賞したリオデジャネイロ2016大会に続き、自国開催の東京2020大会に出場できる喜びを得ることができました。警視庁はスポーツに対する理解度が高く、組織を挙げて応援してもらえます。「誰かの助けになりたい」方は、ぜひ入庁していただき、共に首都・東京の治安を守っていきましょう。

近代五種
女子個人

©日本近代五種協会

髙宮 なつ美
第四機動隊 教務係
2011年入庁

警察学校入校中に、水泳や1500m走などの体力テストの成績が良かったことから、体育を担当する教官に「近代五種をやってみたら」と勧められたのが競技を始めたきっかけです。東京2020大会は私の集大成にすると決めていましたので、今までの感謝の気持ちを胸に、最後は楽しみ、笑顔で終わろうという思いで臨みました。今後は、どのような職務においても今まで以上に感謝の気持ちを持ち続け、強く優しい警察官を目指して精進したいです。

フェンシング
男子サーブル個人・団体

©日本フェンシング協会(本人 左)

吉田 健人
第四機動隊 教務係
2015年入庁

私は、高校生の時にフェンシングを始めました。そして、就職の際に出身地である東京の安全・安心を守りたいという気持ちから、伝統あるフェンシング部がある警視庁に入庁しました。警視庁はスポーツへの理解度が高く、優秀なコーチや選手が在籍しており、すばらしい環境の中で自分の能力を高めることができました。東京2020大会の出場に向けて多くの努力をしてきた自信があったので、大会では自分を信じ、持っている力を出し切る気持ちで試合に臨むことができました。この貴重な経験を生かして、3年後のパリ2024大会にも出場し、メダルを獲得することが目標です。

フェンシング
男子サーブル個人・団体

©日本フェンシング協会:Augusto Bizz / FIE(本人 左)

島村 智博
第四機動隊 教務係
2007年入庁

高校生の頃から警察官に憧れを抱いていましたが、警視庁にフェンシングの強豪チームがあることを知り、警察官の仕事と競技を両立できることに魅力を感じて入庁しました。東京2020大会は憧れの舞台でしたが、培ってきた技術をすべて出すために集中して試合に臨んだ結果、過度に緊張することもなく冷静に戦うことができました。また、画面を通じて応援してくださる方々に少しでも大会や競技の熱が届くよう最後まで戦い抜くことを決めていました。この経験を基に、これからは未来のオリンピアンの育成に携わっていきたいと考えています。

アーチェリー
男子W1

大山 晃司
月島警察署 会計係
2016年入庁

中学生の頃から警察官を夢見ていましたが、けがで頸椎を損傷し、警察官としての夢は断たれてしまいました。しかし、障害者を対象とする警察行政職員の採用があることを知り、リハビリに励んで念願の警視庁に入庁できました。アーチェリーを始めたのは障害を負ってからもスポーツをしたいという気持ちからでした。職場の上司や同僚の応援も大きな力となり、憧れていた東京2020大会に出場することができました。今大会では目標であるメダル獲得は果たせませんでしたが、次のパリ2024大会に向け、これからも努力していきます。

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