Q 現在の仕事内容を教えてください。
覚醒剤や大麻などの違法薬物事犯や、拳銃などの銃器事犯の取締りを担うのが薬物銃器対策係です。インターネットが普及した今、違法薬物売買の多くはSNS等を介して行われており、被疑者の多くはその恐ろしさを正しく理解していない若年層が占めています。違法薬物の使用により精神が錯乱し、凶悪事件を引き起こすこともあり、さらに違法薬物や銃器の多くは犯罪組織の資金源になっています。違法薬物事犯と銃器事犯の取締りにより、若年層の更生や凶悪事件の抑止、そして犯罪組織の弱体化を図る、やりがいの大きい仕事です。

Q 自身が活用した育児支援制度は?
・育児参加休暇
・出産支援休暇
・育児休業
Q 特に利用してよかった育児支援制度は?
妻が出産する際に、合わせて最大7日取得できる出産支援休暇・育児参加休暇です。第二子が誕生した2023年に、当時3歳だった第一子の育児と、また出産に立ち会いたいという思いで取得しました。妻が入院中は第一子が寂しい思いをしないよういつもそばにいて子育てをすることができましたし、新たな家族が増える瞬間に初めて立ち会えて休暇を取得してよかったと感じています。

Q 育児に対する周囲の理解度は?
第二子誕生後から1か月間育児休業を取得し、家事や育児に奮闘しました。同僚や上司に子供の誕生を伝えたところ、お祝いの言葉とともに「仕事は一旦忘れて今しかない子供との時間を大切にしてあげて」と皆が背中を押してくれました。職場は活気がありとても働きやすい環境で、お互いの家族を大切に思い支え合う風土が醸成されていることを実感します。男女を問わず職員の多くが子育てを経験しており、子育てエピソードに共感し合ったり、時には助言をくれたりと、共に働く仲間は仕事のみならずプライベートにおいても頼りになる存在です。
Q 家庭円満のために心掛けていることは?
家事も育児も明確に役割分担をするのではなく、手の空いている方や得意な方が率先して取り組むことを心掛けています。ふだんは料理の得意な妻が美味しいご飯を作ってくれるので、感謝の言葉とともに皿洗い等の片付けはもちろん、掃除や洗濯もしています。育児休業を取得したことで育児への理解も深まり、子供たちをお風呂に入れたり寝かしつけたりと、以前より積極的に育児に参加できるようになりました。休みの日は、家族で過ごす時間を何よりも大切にしており、遊び場や公園に出掛けては子供たちの成長に喜びと驚きを感じています。子供たちがもう少し大きくなったら長期休暇を利用して家族旅行に出掛けたいです。
