先輩の声
警察署・事務
(警務)
新宿警察署
警務係
主任
人の役に立つ仕事がしたいと公務員を目指していたところ、大学のOB訪問で警察行政職員の存在を知りました。エクセルやワードなどの資格を取得していたこともあり、自分の性格的にも事務職が向いていると考え、警視庁の警察行政職員を志望しました。警務係の業務は幅広く、総務・人事など警察署の運営に関する業務を多岐にわたり行っています。私は、警察署員の勤務管理、会計年度任用職員や産休・育休など子育てに関する各種手続のほか、都民からの電話対応や受付業務にも従事しています。
新宿警察署は、署員数約700名の日本一規模の大きな警察署です。事件・事故の取扱いも非常に多いことから署員の日々の勤務管理は重要です。また、警視庁では産休・育休などの出産や育児に関する支援制度を、男女問わず積極的に活用するよう推進しています。お子さんが産まれたとの報告が入った際は、男性職員が取得できる休暇を説明し取得を勧めています。何を聞かれても対応できるよう日々勉強することを心掛けており、署員の役に立てることが自らのモチベーションの向上にもつながっています。受付業務では直に都民と接することになりますので、都民の気持ちに寄り添って親身に応えられるのもやりがいです。
勤務管理や福利厚生に関する手続は職員の給与にも関係することなので、正確・迅速な対応が必要です。職員が見逃しやすい情報にも気を配り、不利益が生じないよう常に情報共有することを心掛けています。また、報告・連絡・相談の徹底と、感謝の気持ちを伝えることを大切にしています。特に「ありがとう」という言葉は、明るい職場を築くための魔法の言葉です。当たり前に感じることも、自分のために何かしてくれてありがたいと思うことがコミュニケーションを図る上で大切だと思い、仕事でも実践しています。
主任に昇職したばかりで実力不足の部分も多々ありますが、誰からも信頼される主任になることが目標です。また、資格の勉強にも積極的に取り組んでいます。現在は、自身の担当業務に役立つようにファイナンシャルプランナーの資格の取得を目指して勉強しています。