先輩の声
本部・事務
会計課
予算第二係
副主査
警視庁警察官である父親の背中を見て育ち、私も地域の人々に貢献できる仕事がしたいと考えるようになりました。県庁や市役所も視野に入れていましたが、幅広い分野を経験しながらキャリアを積むよりも、警察官と共に地域の人々を支えることに特化した仕事をしたいと考え、警視庁の警察行政職員を志望しました。会計課は警視庁全体の予算を統括しています。各部・各警察署からの予算要求を取りまとめ、東京都財務局に予算要求するほか、社会情勢の変化に対応するため、予算執行に関する計画変更の相談にも対応します。
私は、主に交通部の予算に関する業務を担当しています。予算要求や計画変更については、東京都財務局に対して十分に説明する必要があります。要求する各部の状況を理解し、要点や必要性を正確に説明することは難しいですが、この業務を担当して初めて認めていただいた時は、喜びと達成感が得られ、今でも印象に残っています。また、会計課は、各部・各警察署からの予算要求を取りまとめていることから、警視庁全体の事業をいち早く把握することができます。新たな事業の立ち上げに深く関わることができるので、責任とやりがいを感じます。
警視庁の予算は税金によって賄われているため、都民が何を求めているかを考え、真に必要な要求になるように心掛けています。また、警察活動は都民の生活に密接につながっていることから、社会情勢の変化に対して速やかな対応が求められます。各部・各警察署の現場に必要な予算を迅速に配付できるよう、日頃からアンテナを張り巡らせ、情勢を把握しておくことも心掛けています。
まずは、予算担当の仕事を全うすることです。その上で少しでも質の高い仕事ができるよう勉強していきたいです。まだ漠然としていますが、いずれは予算業務に限らず多くの業務に幅広く携わり、警視庁全体の事業を理解し、貢献していきたいと考えています。