先輩の声

警視庁の
輝く女性職員

警視庁は男性ばかりの職場だと思われがちですが、
実は多くの女性警察官、警察行政職員が活躍しています。
女性の視点を生かし職務を遂行する彼女たちの価値観、仕事観をご紹介します。

職務質問のプロとして
警察官の指導にあたる。

地域指導課 職務質問指導第一班 
巡査長 2009年入庁

Q 現在の仕事内容を教えてください。

明るみに出ていない違法薬物や刃物の所持など、都民の安全・安心を脅かす各種犯罪を検挙するために欠かせないのが職務質問です。私は、第一線で都民の安全・安心を守っている地域警察官に対して、職務質問の技能向上のための現場指導や講義などを行っています。地域警察官一人ひとりの職務質問の技能を高めることは街の治安維持につながります。そのため、若手警察官を対象とした講義や、地域警察官と共にパトカーで警ら活動を行う現場指導を通じて、不審者の発見から声掛け、所持品検査の実施要領など職務質問における技能向上を図っています。

Q 仕事のやりがいを教えてください。

後輩の指導にあたり心掛けているのが、緊張感のある生の現場を見せることです。不審者がどのような言動をするか、逃走を図ったらどうすればよいか。緊張する現場を経験することで、具体的な対処方法について身をもって学べます。また、実際に検挙することで「自分にもできる」という自信が生まれ、警察官としての自覚や成長につながります。指導していた地域警察官から、「教えていただいた職務質問によって被疑者を検挙することができました」と報告を受けたときは非常に達成感が得られます。また、後輩の指導を通じて自らの実務能力を向上させることができるのも魅力です。

Q これまでに一番印象に残っている
エピソードは?

新人警察官だった頃に、職務質問によって自転車を盗んだ被疑者を検挙しました。盗まれた自転車を持ち主に返却したところ、サドル部分が破かれていたことなどから「もういらない」と言われ、残念な気持ちになりました。しかし、それから数か月後に街をパトロールしていたところ、その自転車の持ち主に声を掛けられ、「せっかくお巡りさんが見つけてくれたから、サドルを交換して大事に乗っているよ」と言われて感動したことを覚えています。この経験から、さらに職務質問に力を入れるようになったことが今につながっています。

Q 女性警察官は
どのような活躍をしていますか?

男性には気づかないことも、女性からすると違和感を覚える部分は意外と多くあります。例えば、髪型、爪の汚れ、靴の違和感、お化粧の仕方、細かい表情や仕草など、些細な部分に気づくことができるのは女性の視点ならではです。このような「女の勘」は、職務質問では有効に生かすことができます。また、「所持品を検査するのが女性警察官なら、犯罪を見抜けないだろう」と相手が油断するケースも多くあります。相手が油断したところでしっかりと不審点を追及できるため、職務質問は女性に有利かもしれません。

Q これからの目標を教えてください。

交番で勤務する警察官に憧れていましたので、地域警察官になったときはとてもうれしかったことを覚えています。その後、パトカー勤務員となって今に至っていますが、今後の目標は、地域警察官の仕事を極めることです。パトカー勤務は、警ら活動のほか、110番臨場、応援要請、酔っ払いや迷い子の取扱い、被疑者の搬送などの各種活動により、地域住民に安心感を与えることができる、なくてはならない存在です。常に冷静かつ臨機応変に対応し、都民の目線に立った活動ができる警察官になることが目標です。

受験生にメッセージをお願いします。

警視庁は、常に社会の情勢を敏感に感じながら仕事ができることが魅力です。また、性別による職種の区別はほとんどありませんので、女性でも最前線で活躍することができます。「警察官になりたいけど、女性は難しいのではないか?」と思っている方がいましたら、ぜひ警視庁をお勧めします。やる気さえあれば何でもできる環境です。

交通安全教育を通して
交通安全意識の
大切さを伝える。

交通総務課 交通安全教育係 
巡査長 2012年入庁

Q 現在の仕事内容を教えてください。

私は、学生の頃からオートバイが大好きで、駅伝やマラソン大会を先導する白バイ隊員になることが夢でした。その夢が叶い、現在は、警視庁女性白バイ隊「クイーンスターズ」の一員として東京マラソンやパレードの先導、オートバイ教室での実技指導、幼児から高齢者まで幅広い年齢層の方を対象とした交通安全教育を行っています。白バイ隊員は交通違反の取締りを通じて都民の交通事故を防ぐ活動に従事していますが、クイーンスターズは各種イベントや交通安全教育を通して、都民の交通安全の意識を高めてもらうことを目的としています。

Q 仕事のやりがいを教えてください。

クイーンスターズは、警視庁交通部の「顔」として日々活動しています。大規模なイベントやキャンペーンで芸能人と共に交通安全教室を開催したり、白バイのドリル演技を披露したりするなど、各種イベントを通して様々な世代の方に交通安全の大切さを伝えています。安全教育の成果はなかなか目に見えるものではありませんが、都民の皆さんに交通安全の意識を高めてもらうことで、都民を交通事故から守るという重要な活動に従事できるのがやりがいです。

Q 今の仕事で一番印象に残っている
エピソードは?

平成31年の東京マラソンでは、白バイに乗って選手を先導する重要な任務を任されました。子供の頃からの夢が叶ったことがうれしく、白バイから見た当日の景色は一生忘れられません。両親も地元から駆けつけ、大変喜んでくれました。親孝行ができたのもうれしかったですし、白バイに乗る私の姿をテレビで観た地元の友人からも予想以上の反響がありました。

Q 女性警察官は
どのような活躍をしていますか?

女性の被害者や被疑者の取扱いにおいて、女性警察官はなくてはならない存在です。また、首都・東京の治安を守る警視庁は大きな組織であり、警察官としてもたくさんの職種がありますので、自分に合った職種や自分の個性を生かせる仕事を見つけることができます。さらに、女性として様々なライフステージに沿った活躍ができるよう支援する制度が充実しています。周囲の理解もあり、男女関係なく働きやすい職場です。

Q これからの目標を教えてください。

現在は交通安全教育を担当していますが、いずれは昇任して交通機動隊に戻り、近年増加しているあおり運転や危険運転を減少させるべく、白バイ隊員として交通違反の取締りに従事したいと考えています。交通違反の先にあるのは交通事故です。取締り時には、現在の仕事で培った相手の年齢等に応じた安全指導を行い、悲惨な交通事故を1件でも減らしていきたいです。

受験生にメッセージをお願いします。

白バイ隊員やクイーンスターズになったばかりの頃は、私に務まるのか不安でしたが、厳しくも優しい上司、尊敬できる先輩、切磋琢磨できる仲間に恵まれて今日の私がいます。警視庁のフォロー体制はとても充実していますので、努力を続けていれば、私のように夢はきっと叶います。あなたも夢を実現しましょう。一緒に働ける日が来るのを楽しみにしています。

手話を通して
困っている来署者に
寄り添いたい。

玉川警察署 会計係 
主任 2016年入庁

Q 現在の仕事内容を教えてください。

会計係は、警察署の予算や施設修繕、物品管理、拾得物の取扱い、警察手数料の徴収など、警察署の運営に関わる幅広い業務を担当しています。その中で私は、主に職員の給与や出張・研修に行った際の旅費精算、保険証など共済事務を担当し、このほかに警察署の窓口業務も対応しています。窓口には耳の不自由な方が来署することもありますが、私は入庁してから習得した手話の技能を生かし、手話でのご案内や対応にあたっています。

Q 手話技能を習得しようと思った
きっかけを教えてください。

窓口に手話ができる職員がいたら、きっと来署者は安心するのではないかという思いからでした。警視庁では手話の普及に力を入れており、職員向けに手話講習を実施しています。私はその講習を受講し、「警視庁手話技能検定1級」を取得しました。最初は簡単な挨拶から覚え始め、今では窓口で手話によるご案内ができるようになりました。

Q これまでに印象に残っている
エピソードは?

交通課の窓口に耳の不自由な方が来署された際、初めて手話で対応しましたが、交通係員と来署者のそれぞれに「何を言っているのか、どうしたいのか」を正確に伝えることの難しさを痛感しました。そのため、手話技能の向上を目指し、更に勉強を続けたところ、会計課の窓口に耳の不自由な方が来署された際には、「警察署に手話ができる人がいてくれてうれしい」と感謝の言葉をいただくことができました。今後も手話の技能や、すべての人に分かりやすく伝えるコミュニケーション能力の向上を目指して努力していきたいです。

Q 女性職員は
どのような活躍をしていますか?

警察署では、相談事や悩みを抱えた方を応接する機会が多く、女性の警察職員が応対することで円滑に進み、安心されるケースもよくあります。先輩の職員たちは結婚や出産、育児を機に退職してしまうのではなく、休職後、職場復帰を推進する支援プランを活用している方が多く、復帰後も変わらず第一線で活躍されています。私も入庁前から「長く働きたい」と考えていたので、職場のサポートや制度を積極的に活用していきたいです。

Q これからの目標を教えてください。

警察学校の学生だった時、教官から「あなたに聞けば何でも分かる、と言われる職員になりなさい」と激励をいただき、その理想の警察行政職員に近づきたいと日々努力しています。例えば、警察業務の根拠となる法令などの知識をただ覚えるのではなく、誰にでも分かりやすく説明できるようになりたいです。また、手話講習で身につけた技能を生かし、より多くの都民に寄り添っていきたいと考えています。

受験生にメッセージをお願いします。

警視庁全体では男性が多く、職種では警察行政職員が少数の職場ではありますが、仕事がやりにくいと感じたことはありません。それは性別や職域の壁はなく、警視庁で働く一人ひとりがお互いに理解し、助け合おうとする意識が高いからだと思います。また、警視庁は大きな組織ですので、警察行政職員として様々な部門を経験しながら、学んできたことや自分の個性を生かせる仕事が必ず見つかりますし、やりがいを感じられると思います。一緒に働ける日を心待ちにしています。

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