Q 現在の仕事内容を教えてください。
交通捜査係員として、交通事件事故の捜査を担当しています。管内で発生した交通事故の捜査を主に取り扱っていますが、ひき逃げや偶発した事故を装った保険金詐欺などの事件に従事することもあります。私たちの指導警告などによる喚起によって交通事故の発生リスクを軽減できるのがやりがいです。また、ひき逃げやあて逃げ事故を解決した際、被害者の方から感謝の言葉をいただくと、交通捜査係員としてのやりがいを強く感じます。

Q ご自身が活用された育児支援制度は?
・出産支援休暇
・育児参加休暇
・子どもの看護休暇
Q 仕事と育児の両立で心掛けていることは?
独身時代は寮生活でしたので家事は一通りできるようになりました。その経験から、子供を育てている現在も、料理、洗濯、掃除など妻に任せるのではなく、自分が担当することを心掛けています。仕事と家庭の両立は大変ではありますが、「家庭では仕事のことを考えない」というように意識の切替えを大事にしています。家では家庭に集中。そして、一歩外に出て通勤するときから仕事モードに変えるよう意識しています。

Q 仕事と育児の両立で工夫していることは?
交通捜査係員として仕事を通じてやりがいを感じている一方で、子育てや家庭から得られる充足感も人生では大事だと考えています。妻の出産時、出産支援休暇と育児参加休暇を取得させていただき、産後に余裕を持って家族と過ごすことができました。また、子供の成長とともに幼稚園、学校の行事や発熱などの体調不良による急な看病が増えますが、その際にも年次休暇や看護休暇といった休暇を取得できることで無理なく家庭と仕事の両立が実現できています。
Q 育児に対する周囲の理解度は?
訓授や会議などを通じて、育児支援制度などの教養を受ける機会が増え、職員一人ひとりが自分のことのように捉えてくれています。上司、同僚の育児に対する理解度は高いといえるのではないでしょうか。警視庁全体としても育児に参加した経験を持つ男性が増えており、職場でも子育てがよく話題となり、アドバイスをいただいています。仕事面に関しても皆でカバーし合おうという意識が浸透しています。
