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先輩の声

警視庁で

活躍する転職者

経験を活かせる警視庁の仕事

警視庁には様々な業界から転職して
警察職員として活躍している先輩が多くいます。
何がきっかけで警察職員にキャリアチェンジしたのか、
現在はどのような活躍をしているかなどを語ってもらいました。

サッカーの指導で培った
コミュニケーション力で
地域住民に寄り添う。

町田警察署 地域第一係 巡査 2020年入庁 栃木県出身

Q 前職と入庁の経緯を教えてください。

高校を卒業後、プロのサッカー選手として鹿島アントラーズなどでプレーしていました。9年間のプロ生活を経た後、怪我もあって現役を引退しました。その後、主に小学生を対象としたサッカースクールの指導者として7年間勤めましたが、これまでのサッカー一筋の人生から新たな人生を模索する中で、警視庁警察官の友人に刺激を受けたのがきっかけです。私には二人の子供がいますが、「正義を仕事とする警察官の仕事は、自分の子供たちにも誇れるのではないか」と思い、警察官になることを決意しました。

Q 現在の担当業務とやりがいは何ですか。

現在は、地域警察官として交番で勤務しています。地域警察官は、パトロールや巡回連絡、地理案内、遺失届・拾得物の受理、地域住民から相談受理のほか、110番通報を受けると現場に急行し、初動警察活動に当たります。事案は多岐にわたりますが、地域住民の声に親身になって耳を傾けることで、不安を解消できることや困っている人々の力になれることにやりがいを感じています。また、警視庁サッカー部にも所属しており、リーグ昇格に向けてチームに貢献したいと考えながらプレーしています。

Q 仕事をする上で大切にしていることは。

地域警察官は多くの住民と関わりますが、立場や価値観は様々なので、一人一人に合った対応を心掛けています。サッカー指導員の仕事では、子供たちや保護者の方々と接する機会が多くありました。相手の話をよく聞き、納得してもらえるようしっかり説明することの大切さなど、前職で培われたコミュニケーション力を生かしています。また、私自身が警察官になる前、私は警察官に対して力強さと誠実さを求めていました。今は、自分が警察官として常に都民に見られている立場であることを意識しながら勤務しています。

Q これからの目標は何ですか。

先を見据えることも大切ですが、今は交番勤務員として一人前になることを最優先の目標としています。私は、子供の頃から憧れていたプロサッカー選手になれたものの、怪我で選手生活を断念せざるを得ない悔しさを経験しました。しかし、警察官になったことで、自分の子供たちに「目標に向かって一所懸命努力すれば、夢は叶えられる」という姿を見せることができたのではないかと思います。これからも警察官として子供たちに誇れる仕事をしていきたいです。

転職希望者の方へのメッセージを
お願いします。

自分もそうでしたが、強い意志があれば目標は必ず実現できます。私は34歳で警視庁に入庁しました。警察学校の教場の中では一番年上で、15歳以上離れた同期もいます。「若い子には負けない」という気持ちで臨みましたが、社会経験があることから様々な面で余裕を持って学校生活を送ることができました。転職されて入校する方は、ぜひ、「学校生活を楽しむ」という気持ちを大切にしてください。

令和2年(2020年)
入庁
令和3年(2021年)
町田警察署へ卒業配置 現職

教員経験を生かし
警察職員の職場環境を
整える。

日野警察署 警務係 主事 2021年入庁 神奈川県出身

Q 前職と入庁の経緯を教えてください。

東京都内の中学校と高校で保健体育の非常勤講師として2年間勤めていました。中学校の保健体育には、交通危機意識を高めるための授業があり、講師として来校した警視庁の警察官が、実体験を伴った講義をしてくださり生徒たちがとても関心を寄せていました。警察官と教師とでは知識の深さが違うと身に染みて感じたことや、警察組織の一員として子供たちや高齢者など人々の安全を守る仕事がしたいと考え、警察行政職員として入庁しました。

Q 現在の担当業務とやりがいは何ですか。

現在は、警察署の警務係員として署員が働きやすい環境を整える業務に携わっています。表彰業務や図書関連業務、育児関連業務のほか、都民が来署された際の受付業務や電話対応なども担当しています。受付業務では、来署された方に警視庁で作成している自転車ひったくり防止カバーなどの防犯グッズを積極的におすすめして配布しています。このようなグッズをお渡しすることで、少しでも都民の皆様の防犯意識を高めることに貢献できるのがやりがいです。また、職員の育児関係の手続などを円滑に進められたとき、警察行政職員として警察活動を支えている誇りを感じます。

Q 仕事をする上で大切にしていることは。

教員の時は、相手が思春期の生徒たちでしたので、友人のように話しかけてくれる生徒もいれば、何も話したがらない生徒もいました。特に話したがらない生徒には、こちらから積極的に話しかけて心を開いてもらえるようにし、何を伝えたいか分かりづらい生徒には、話を上手に引き出すなど相互理解に努めていました。現在の受付業務や電話対応に従事する際も、来署や問合せされた方の立場になって困っていることを引き出し、迅速かつ的確に担当の係へ取り継ぐよう心掛けています。

Q これからの目標は何ですか。

パソコン操作に苦手意識を持っていましたが、情報リテラシー研修に参加したことでソフトの使い方や知識を身に付けることができたため、今後は積極的に活用したいです。また、先日、警察署交通課で実施している都民向けのバイク講習に受付担当として参加させていただきました。このような都民の交通安全に貢献できる業務に携わることが将来の目標です。

転職希望者の方へのメッセージを
お願いします。

「転職者は社会人経験があるから、ほかの人よりも頑張らなくてはいけない」と力が入り過ぎることもあるかもしれませんが、そんなことはありません。ここでは誰も「転職者だから」という目で見ることはなく、全ての職員が共に同じ目標に向かって協力し合える仲間です。また、警察学校も不安かもしれませんが、心強い同期の仲間がいますので、一緒に一つずつ課題を解決していくことができます。

令和3年(2021年)
入庁 日野警察署へ卒業配置 現職
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