
先輩の声
さくらポリスの威信にかけて
子供や女性の
安全・安心を守り抜く。
生活安全特別捜査隊
子ども・女性安全対策第二班
巡査長
千葉県出身
高校生の時に「弱い立場にある人を守る仕事」に誇りを持って働く女性警察官に出会ったことがきっかけで、子供や女性の平穏な日常生活を守ることを責務とする「さくらポリス」のある警視庁を志望しました。人身安全関連事案総合対策本部は、ストーカー・DV事案、児童・高齢者・障害者に対する虐待事案、凶悪事件に発展するおそれのある行方不明事案、子供や女性に対する性犯罪などに発展するおそれのある事案を取り扱っています。私は「さくらポリス」の一員として、子供や女性に対する路上での痴漢行為や公然わいせつなどの事件捜査を担当しています。これら事件の早期解決により、子供や女性の安全・安心を守ることが私たちの使命です。
都内では日々、多種多様な事件が発生しています。警視庁のマンパワーを生かした防犯カメラ捜査や、各部署の連携による情報の集約・分析等により、重大な性犯罪に発展するおそれのある前兆事案を解決し、被害を1件でも減らせるよう力を尽くしています。一定地域において連続的に事件が発生すると、周辺住民の安全・安心は大きく脅かされてしまいます。早期に対処して被疑者を検挙することにより、子供や女性が安全に安心して生活できる日常を守り抜くことが私の目標です。
痴漢や公然わいせつなどの犯罪は、被害に遭った子供や女性の心に深い傷を残します。被害者にとっては思い出したくないことでも、被疑者を検挙するためには当時の状況を詳しく聴取しなければならないこともあります。被害者の恐怖心を少しでも和らげることができるよう、「もしも自分が被害者だったらどう感じるか」「自分の子供が被害に遭っていたらどう思うか」と自らに問い掛けながら、被害者やそのご家族一人一人の心情に寄り添い、相手の立場に立ったコミュニケーションを通じて信頼関係を築けるよう心掛けています。
現在は、様々な事件捜査に取り組み、経験を積むとともに、上司や先輩方の指導の下、新たな知識や技能を習得するなど、充実した日々を送っています。今後は、これまでの学びを生かし、より効果的な防犯カメラの設置に関する指導や助言、通学路における安全な環境作りなどを行い、子供や女性の平穏な日常を守り抜きたいと考えています。これからも「さくらポリス」の一員として、また一児の母として、仕事と家庭を両立しながら日々精進してまいります。