警察学校は、警察職員を育成するための教育機関、職業訓練学校です。数か月にわたる全寮制での共同生活では、苦楽を共にするかけがえのない仲間と一緒に、「教場」と呼ばれるクラスで教官・助教から、警察職員として必要な教養・訓練を受けます。
赤字 = 警察官・警察行政職員共通
黒字 = 警察官のみ
一般教養 | 職務倫理 OA実習 国語 など |
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法学 | 憲法 行政法 刑法 刑事訴訟法 など |
警察実務 | 地域警察 交通警察 警備警察 刑事警察 生活安全警察 組織犯罪対策 警務一般 その他実務知識 など |
術科 | 体育 教練 柔道/剣道(女性は合気道も)から選択 逮捕術 救急法 拳銃操法 など |
その他 | 警察署での実務修習(現場実習) 各種行事 |
6時の起床から23時の消灯に至るまで、規則正しい団体生活を送ることで、警察職員に必要不可欠な規律意識を高め、仲間と協力しながら問題を解決する力を養います。
「教場」と呼ばれるクラスでは、教官(警部補又は副主査)、助教(巡査部長又は主任)が担当となり、強い団結のもと苦楽を共にします。座学では、警察職員として職務遂行に必要な基礎知識を学びます。
(男女別の教場は、撮影時の情勢における特別対策です。)
警察礼式や部隊行動などの訓練を通して、教場の仲間と心を一つにし、士気を高め、厳正な規律を学びます。
警察官の必修科目として、男性警察官、女性警察官ともに逮捕術の訓練をします。そのほか、男性警察官は、柔道又は剣道、女性警察官は、合気道、柔道又は剣道から授業を選択し、心身ともに鍛錬します。
武器の使用が認められている警察官にとって、拳銃訓練も重要な必修科目です。
教場対抗のスポーツ大会を行います。様々なスポーツで競い合うことにより教場内の団結力を高めます。
教場の仲間と食堂で夕食を取ります。カフェテリア形式でメニューを選ぶことができます。
教場の仲間と売店で買い物をしたり、自習室・居室・図書室で勉強をしたりするなど、自由な時間を過ごします。
※1時限は80分/1日は5時限
ほかにも、学校祭・校外研修・卒業旅行などの行事があります。
ほかにも、売店・プール・トレーニングルーム・大浴場・図書館などの設備があります。