ABOUT US警視庁で働くとは
日本の首都・東京には、皇居、国会議事堂、首相官邸、各省庁、各国大使館などがあり、東京駅周辺の大手町・丸の内エリアには、日本経済を牽引する大企業などの本社や外資系企業などの日本支社も数多く進出しています。一方で、若者文化を発信し続ける渋谷、青山、秋葉原エリア、古くからの日本の伝統文化を色濃く残した日本橋、浅草、上野エリア、湾岸地域における比較的新しく開発された豊洲、お台場、芝浦エリアなど、多様な表情を持つ街が混在しています。
令和5年11月現在において東京都の人口総数は1,411万人を超えるなど年々人口が増加しています。人口が増えている要因としては他県からの人口流入や外国人など国外からの流入増加が考えられます。都道府県別に見ると、トップの東京に次いで神奈川県が922万人、大阪府877万人となっています。 (令和5年11月現在)
令和2年度における東京都の総生産は109兆6000億円で、日本の約20.4%を東京都のGDPが占めています。都内総生産(名目、令和2年度)を主要国の国内総生産(名目)と比較すると、1兆335億ドルとインドネシアのGDPに次ぐ世界17位の規模となっています。
天皇陛下・皇族、国内外の要人の警衛警護を行う警備部、国際テロやサイバー攻撃に対応する公安部、犯罪組織による事件を担当する組織犯罪対策部など、警視庁でしかできない仕事が多くあります。また、組織の大きさを生かした柔軟な体制で新しい事案に取り組み、時代とともに進み続けています。
世界中が注目する国際的な競技大会や、主要会議、その他イベントなどにおけるテロや事故を未然に防ぐ警備活動を担うのも警視庁の重要な任務です。また、主要国首脳会議(サミット)など大規模な警備が必要となる場合は、機動隊やSPといった専門集団を開催地に派遣し、その警備に従事します。
東京都には、都心部や住宅地のほかにも、山々が連なる奥多摩地区をはじめ、伊豆諸島・小笠原諸島といった島しょ地域もあり、警視庁はこのような地域の安全・安心を守り続けています。山岳地帯における遭難者の救出救助活動などを実施する山岳救助隊、上空から警ら活動などを実施する航空隊など、高度な技術と知識を身につけた様々なスペシャリストたちが活躍しています。