WORK LIFE BALANCEワークライフバランス
警察学校を卒業後、警察官は配属先の警察署に近接した単身寮に入寮します。快適な生活を過ごせるように部屋や共有部分の整備をしています。女性専用の単身寮も都内各地にあります。
家族住宅には新婚用から家族4人以上用まで、職員のニーズに対応できる住宅があり、家族の増加に伴って広い住宅へ転居することもできます。
しっかりと休暇を取得することで職員がリフレッシュして仕事に臨めるよう、警視庁では休暇制度が充実しています。下記のほかにも、育児や介護のための休暇や年次有給休暇など約20種類もの休暇制度があります。
東京ディズニーリゾートや帝国ホテルレストランなどの各種レジャー施設や飲食店などを割引価格で利用できます。また、皇居のほとりに立つ警察共済組合直営の「ホテルグランドアーク半蔵門」での結婚式や宿泊、各種パーティーなどを格安な組合員料金で使用できるほか、直営保養施設の「シャレー奥多摩」を格安で利用できます。その他、全国に100以上ある宿泊施設も割引価格で利用することができます。
警視庁職員のための金融機関として警視庁職員信用組合があり、「住宅資金」「教育資金」などの融資や、有利な金利の財形預金を中心とした各種預金を利用することにより、堅実な生活設計が立てられます。
仕事中や日常生活におけるけがや病気に備え、割安な掛金で大きな保障が受けられる生命保険、医療保険、傷害保険、損害保険、傷病共済、火災・災害共済などの相互援助制度や団体保険制度を利用することができます。
財形年金貯蓄制度である「財形年金共済」は在職時から積み立てられ、利子や年金も非課税で受け取ることができます。また、保険会社と拠出型企業年金契約を結び運営される「ゆとり」では、公的年金にプラスして在職時から給与天引きで老後に備えて積み立てることができます。将来ゆとりある生活を送るための年金制度です。
「仕事に役立つ資格を取得したい」「大型特殊、小型船舶、大型自動車の免許を取得したい」など、自己啓発をサポートすることを目的とした資格取得支援をしており、提携する資格学校、語学学校、自動車教習所などを割引価格で利用することができます。また、仕事をする上で必要なスキルを身に付けることを目的とした自己啓発講座を年度内に6回程度開催しています。さらに、自己啓発や生涯学習を通じて、簿記検定や語学検定など業務に関連のある各種資格を取得した職員に対して、受験料の実費等の助成金を交付する制度もあります。
職員や家族が抱える悩み事や困り事について、どのような相談にも対応し適切なアドバイスを行っており、専門的な知識を要する場合には、弁護士や税理士などの専門家によるアドバイスも受けられます。また、外部のファイナンシャルプランナーによる、職員の将来を見据えた堅実な生活設計のための相談も受け付けているほか、職員と家族のみを対象とした会員制の結婚支援活動も実施しています。
人生の各ステージにおいて様々な給付金が支給されます。
下記以外にも、災害で損害を受けたときなども給付が受けられます。
※受給にはそれぞれに条件があります。
職域病院として優れた医療スタッフと最新医療設備の整った東京警察病院(中野区)があり、職員や家族の健康を守っています。
職員が仕事と介護を両立できるよう、介護に関する支援として、介護休暇や介護時間休暇、時差出勤などの休暇制度のほか、提携する介護有料老人ホームやホームヘルプサービス、介護タクシーを割引料金で利用することができ、掛かった費用に対する介護サービスを利用した補助制度もあります。また、提携する専門店において、介護ベッドや車椅子等の介護用品を割引価格で購入できます。
定年退職後も交番相談員、スクールサポーターなどとして警察業務をサポートする「会計年度任用職員制度」等、個々のキャリアプランに基づき、引き続き警察職員として勤務する制度を選択することもできます。
退職時の給料月額や勤続年数などを基に退職金が算出され、支給されます。退職後、原則65歳に達した時から年金が支給されます。
警視庁には22ものクラブがあり、同じ趣味などを持つ職員が有志で活動しています。家族を含めた職員相互の絆を深めながら、心身のリフレッシュを図っています。
都内16か所の警察施設内に設置されたサテライトオフィスで、育児や介護に従事する職員はもちろんのこと、必要な職員が必要なときに利用することができます。