VOICE
先輩の声情報・通信業界
PROFILE
一人ひとりの、わたしらしさ。
麴町警察署 警務係
巡査部長
2017年入庁 東京都出身
2017年 | 入庁 戸塚警察署 地域第一係 |
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2019年 | 生活安全捜査任用科 生活安全相談係 |
2020年 | 生活環境係 サイバー犯罪対策課 捜査第三係 |
2021年 | 民間企業短期委託研修 |
2022年 | 巡査部長へ昇任 麴町警察署 地域第一係 警務係 |
インターネット回線の受注に関するコールセンターを運営する企業に7年間勤めていました。各コールセンターの収支管理、スタッフのモチベーション管理を行うほか、親会社である大手通信会社に出向するなど20代のうちに様々な経験をすることができました。
警視庁で働く大学時代の部活動の先輩から、犯人を検挙することで人々の暮らしを守る仕事のやりがいを聞いたことが、興味を持ったきっかけです。また、警視庁には様々な業種があるため、自分の学生時代や前職での経験を生かせる業務があると知り、調べたところ、近年多発しているサイバー犯罪等に対して、前職で培ったネットワークの知識を生かせると考え、転職を決めました。
現在は警務係で、警察署の運営に欠かせない幅広い業務に携わっています。私は主に、管内における犯罪発生状況や検挙状況を集計する統計業務のほか、パソコンやタブレット等の各種端末と無線機器の管理業務を担当しています。統計業務では、犯罪の発生時間帯・場所、手口、件数等を早期に正確な集計をし、組織で共有することで犯罪の未然防止対策を行っています。自分の業務が首都の治安を守ることに生かされていることや署員の方々からも前職で得た知識等を頼ってもらうことが多くやりがいとなっています。
前職で得たネットワークの知識が生かされたと感じたのは、サイバー犯罪対策課で、広域クレジットカード不正利用事件捜査に従事した時に通信記録から犯人を追跡して事件の全容解明に貢献することができました。また、現在の警務業務でも統計業務に係数管理に関する知識が役立ったり、資料作成の知識を警察官のプロモーション映像制作に生かすことができました。転職当時は不安もありましたが、事件捜査だけでなく、警務業務等あらゆる場面で自分のスキルが生かされることで治安を守る大きな業務に繋がっていると実感できます。今後は昇任だけでなく、前職経験とスキルを生かし、新たな発想をもって、経験のない新たな職種に挑戦したいです。