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専門的な知識を力に 第一線で奮闘する 警察官を支える

PROFILE

前職
現在

一人ひとりの、わたしらしさ。

練馬警察署 警務係
巡査長
2021年入庁 茨城県出身

2021年 入庁 練馬警察署 地域第四係
2023年 警務係

前職の仕事内容

趣味のロードバイクに携わる仕事がしたいという思いから、前職では全国展開する自転車販売チェーン店に5年間勤務していました。自転車の販売や修理、商品の在庫管理、スタッフの勤務調整のほか自転車による観光ツアーガイドなど幅広い業務に従事するうちに、年代や性別を問わず様々なお客様のニーズを満たす提案力や対話力が磨かれていきました。自転車に乗る魅力をたくさんの人に伝え広める仕事は、やりがいがあり、充実した毎日を過ごしていました。

入庁の経緯ときっかけ

交通事故による自転車の修理依頼が毎週のように寄せられ、お客様から話を伺う中で、正しい交通ルールが世の中に浸透していないことに危機感を覚えたことが転職のきっかけです。交通違反の指導取締りや交通安全教育によって、より多くの人に交通安全意識を浸透させ、一つでも多くの命を守りたいという考えが日に日に強まり、交通量の多い東京で警察官になることを決めました。入庁前は警察官の仕事が自分に勤まるのか、という不安もありましたが、入庁後、同期や同僚の支えもあり、警察学校での訓練や日々の勤務に励む中で少しずつ解消されていきました。

現在の担当業務とやりがい

警察署の円滑な運営を担う警務係員として、警察車両の保守管理や署員向けの交通事故防止教養を行う車両業務、署員とその御家族にお祝い事やお悔やみ事が生じた際に各種手配をする慶弔業務などを担当しています。いわゆる縁の下の力持ちといった存在ですが、現場の第一線で奮闘する警察官の活動を支えられることがやりがいです。交通事故防止教養においては、自身の言葉が仲間たちの命を守ること、またそれが都民へフィードバックされることにつながるため、相手が理解できるような分かりやすい言葉を選び、話すことを心掛けています。また、重大事件・事故発生時には、署長とともに現場に赴くこともあり、いつ何時でも素早く現場に向かえるように、管内の交通環境には常に気を配っています。

今に生きる前職の経験

接客経験で培われた対話力が、都民や署員の方々と信頼関係を築く上で大いに役立っています。交番勤務では、自転車が故障して困っていると相談を受けて簡単な修理を施したり、自転車と持ち主の様子に違和感を抱き職務質問をすると盗難自転車だったりと、自転車の専門的な知識が生かされる場面も多くありました。また交通違反の指導取締りで、軽微な違反が重大な交通事故につながることを丁寧に説明したところ「運転を見直そうと思いました」との言葉をいただいたことは今でも記憶に残っています。これからも安全な交通社会の実現に向けて尽力していくと同時に、刑事など経験したことのない業務にも果敢に挑戦し視野を広げていきたいです。

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