刑事警察 機動捜査
機動力を生かして
いち早く被疑者を検挙する。
PROFILE
第三機動捜査隊 調布分駐所
(現:福生警察署 薬物銃器対策係)
巡査部長
鹿児島県出身
2018年入庁
- 2019年
- 巣鴨警察署 地域第三係
- 2021年
- 研修等組織犯罪対策任用科
- 2022年
- 防犯係
- 薬物銃器対策係
- 配置換第三機動捜査隊 立川分駐所
- 2023年
- 調布分駐所
- 研修等性犯罪捜査専科
- 2025年
- 昇任巡査部長に昇任
- 配置換福生警察署 地域第三係
薬物銃器対策係
入庁の経緯と現在の仕事
小学生の時、大事にしていた時計を落としてしまい、不安を抱えて交番を訪れました。その時に対応してくれた女性警察官の優しさに救われ、私も誰かの助けになりたいという気持ちが芽生えました。生まれ育った地元を離れる不安もありましたが、人口が集中する首都・東京でより多くの人の役に立ちたいと考え警視庁を志望しました。第三機動捜査隊は、多摩地区全域において24時間体制で重大事件が発生した現場に捜査車両で急行し、警察署と連携しながら初動捜査にあたることで、被疑者を早期に検挙する役割を担っています。
担当業務のやりがい
約1,400万人が暮らす東京で殺人や強盗から特殊詐欺まで幅広い事件の初動捜査に関わり、被疑者を早期に検挙することで、都民の平穏な暮らしを守る一助となれることがやりがいです。初動捜査においては、被疑者の行動や容姿を明らかにするため防犯カメラの回収・解析がとても重要です。設置されている防犯カメラや解析中の被疑者の見落としが決してないように、「被害者の無念を晴らす」という強い思いを胸に従事しています。




仕事をする上で大切にしていること
事件の早期解決には警察署と力を合わせることが大切です。現場で初めて顔を合わせる職員も多いですが、ためらうことなく自ら積極的に話しかけ、捜査の方針や手法をしっかりと共有し合うことを心掛けています。また被害に遭われた方と接する際は、相手の心情に寄り添った応対が求められます。事件の詳細を聞く必要があるものの、単刀直入に話し出すのではなく、心を開いてもらえるまで時間をかけるようにしています。被害者が子供や女性の場合には女性警察官だからと安心して話してもらえることも多く、女性活躍の場が多いことを実感します。
これからの目標
機動捜査隊の一員として、事件発生時における初動捜査の大切さを日々実感しています。より多くの被疑者を早期に検挙できるように努め、これからは被疑者の取調べ等にも積極的に挑戦したいと思います。そして将来的には培った捜査手法を生かして、社会の脅威となる犯罪組織を壊滅へと追い込む組織犯罪対策などに携わり、都民の平穏な暮らしを守り続けていくことが目標です。
休日の過ごし方
おいしい物を探して各地へ


体を動かすことが好きなので徒歩や自転車で都内を散策し、美味しいご飯屋さんを見つけたり、自然豊かな公園でのんびりしたりする時間を大切にしています。長期休暇は地元の鹿児島県に帰省し、雄大な桜島を見渡せるのどかな風景に溶け込んでゆったりとした時間を過ごしています。