警視庁で働くということ
Work at MPD
警視庁は全国の警察の中でも最大の規模を誇り、日本の首都・東京の治安を守る重要な組織です。入庁10年を迎える警察官の、仕事への向き合い方やキャリア形成を通して、「警視庁で働く」等身大の姿を伝えます。
PROFILE
練馬警察署 知能犯捜査第二係
巡査部長
群馬県出身
2016年入庁
- 2017年
- 城東警察署
- 2020年
- 昇任巡査部長に昇任
- 配置換練馬警察署 地域第四係
- 2022年
- 研修等刑事任用科
- 鑑識係
- 暴力団対策第一係
- 2023年
- 知能犯捜査第二係
- 2025年
- 研修等サイバーセキュリティ研修
社会に貢献するという誇り
警察官として10年目を迎えました。私は大学卒業後、民間企業に3年間勤め、警視庁に転職しました。入庁後は、都内の警察署の交番勤務から始まり、巡査部長に昇任し、念願の刑事になることができ、現在は、知能犯捜査第二係で主に特殊詐欺事件の捜査を担当しています。
振り返って感じるのは、首都・東京の治安を守るという責任の重さとやりがいです。中でも2024年の衆議院議員補欠選挙で起きた選挙妨害の捜査に従事したことは、印象に残っています。これまで経験したことのない捜査手法や他部署との連携から多くの学びを得ました。子供の頃に思い描いた“正しい人が幸せになる社会”を目指して、これからも学び続け、常に自分の最善を尽くしていきます。
成長が実感できる職場
日本最大の警察組織である警視庁には、多くの職種があります。私のように民間企業からの転職者も多く、多様な前職を持つ職員が研修や昇任を経て自分の目指すキャリアを築いていくことができる点が、警視庁の数ある魅力の一つだと思います。私もこれまで、自ら希望していくつもの研修を受けており、サイバーセキュリティ研修で得た知識・技能は、情報端末を悪用する特殊詐欺の捜査に役立っています。自分が努力した分だけ成長することができると実感しており、働く上で大きなやりがいとなっています。
My MUST ITEM
免許証の入った私と妻の名前入りキーケースです。結婚後、最初の誕生日に妻からもらったプレゼントで、家族とのつながりを感じられ、仕事をする上での活力となっています。
My OFF Routine
休日は、先に家の掃除を済ませてから、2歳の娘と公園に出掛けます。妻が第二子を妊娠中のため、育児や家事の時間を増やしていきたいです。
一人のときには、趣味の読書を楽しんでいます。特に読後感の爽やかな青春小説が好みです。
仕事柄、体を鍛える必要があり、ジョギングや筋トレをしています。もともと体を動かすことが好きなので、いいリフレッシュになっています。