刑事警察 薬物銃器対策
違法薬物や銃器を取り締まり、
健全な社会の維持に貢献する。
PROFILE
千住警察署 薬物銃器対策係
(現:人事第二課 人事第一係)
警部補
岡山県出身
2011年入庁
- 2012年
- 渋谷警察署 地域第四係
- 研修等刑事組織犯罪対策任用科
- 2016年
- 留置係
- 昇任巡査部長に昇任
- 配置換東大和警察署 地域第一係
- 2017年
- 留置係
- 2018年
- 強行犯捜査係
- 2019年
- 研修等現任捜査実務講習(火災犯課程)
- 2020年
- 企画課 取調管理係
- 2021年
- 昇任警部補に昇任
- 配置換千住警察署 地域第三係
- 薬物銃器対策係
- 2022年
- 研修等現任捜査係長実務研修
- 2025年
- 配置換人事第二課 人事第一係
入庁の経緯と現在の仕事
小学生の頃から正義とは何か、悪とは何かというテーマに強い関心を持っており、体力と知力を兼ね備えて悪と対峙する警察官には、憧れていました。そして、一件でも多く事件解決に貢献し、世界一安全な都市・東京を実現したいと考え警視庁に入庁しました。現在は薬物銃器対策係長として、覚醒剤や大麻等の違法薬物や拳銃等の銃器の取締りのほか、薬物乱用防止のため企業や学校において注意喚起の講話等を行っています。
担当業務のやりがい
インターネットが普及したことで、違法薬物売買の多くはSNSを介して行われており、誰でも簡単に入手できてしまうのが現状です。しかし、違法薬物は強い依存性によって乱用者の心身の健康を害するだけでなく、窃盗や傷害等の各種犯罪や交通事故にもつながるほか、犯罪組織の資金源となっているため、社会全体に悪影響を及ぼします。警視庁の組織力を生かし違法薬物の所持者や使用者を検挙し適切な処罰を行うと同時に、犯罪組織を壊滅へと追い込み、健全な社会の維持に貢献できることが魅力です。




仕事をする上で大切にしていること
違法薬物事犯・銃器事犯共に、粘り強い捜査で確かな証拠を見いだすことが肝心です。捜索差押の現場は多種多様ですが、「どこに隠されても必ず見つける」という強い意志で捜査に従事しました。大麻事犯の検挙では若年層の割合が高く、危険性を軽視している場合も多いので、検挙だけでなく社会復帰支援、乱用防止対策も重要です。薬物乱用者が薬物への依存から脱却し、社会生活に復帰できたときの喜びは大きな活力になります。
これからの目標
これまでに強行犯捜査係や薬物銃器対策係で数々の事件捜査に従事してきましたが、挑むべき事件はたくさんあると感じています。犯人の検挙、犯罪組織の弱体化及び根絶は、警察にしかできません。これからも様々な事件に挑み、現場経験を重ねた捜査のプロフェッショナルとして、多くの人から信頼される警察官を目指していきたいです。
休日の過ごし方
好きな「運動」や料理、植物の世話で息抜き


長距離ランニングや登山が趣味で、汗を流してリフレッシュすることが日課です。また、趣味の料理をしたり、DIYで作った棚に観葉植物を飾り世話をする時間が息抜きになっています。休日は公園に行って子供と遊んだり、寝かしつけをしたりと、育児に奮闘しています。