警備警察 災害対策
救助専門の特殊部隊として、
一人でも多くの命を救う。
PROFILE
災害対策課 特殊救助隊 実施班
巡査長
東京都出身
2018年入庁
- 2018年
- 青梅警察署 地域第三係
- 2021年
- 配置換第三機動隊 第三中隊
- 2022年
- 研修等小型船舶二級操縦士養成講習
- 2023年
- 配置換災害対策課 特殊救助隊
- 研修等大型特殊免許取得教習
- 2024年
- 研修等フォークリフト運転技能講習
- 研修等テクニカルロープレスキューテクニシャン講習
- 研修等潜水士免許試験受験準備講習会
- 研修等車両系建設機械(整地等及び解体)運転技能講習
- 研修等スイフトウォーターレスキューテクニシャン講習
- 研修等玉掛け技能講習
- 2025年
- 研修等移動式クレーン運転実技講習
- 研修等エレベーター救出訓練講習
入庁の経緯と現在の仕事
小さい頃から警察官を題材にした長期連載漫画を愛読しており、地域を守り、人々から慕われる「街のお巡りさん」に憧れを抱いていました。加えて、大きな転機となったのは、2011年の東日本大震災でした。即座に被災地に駆けつけ、救助に全力を注ぐ警視庁救助隊の姿をニュース映像で見て、「自分も警視庁救助隊員として、災害救助で活躍したい」という思いが芽生えました。現在は、特殊救助隊員として、地震や台風、洪水などの自然災害、交通事故や山岳遭難といった人的災害が発生した現場において、国内外を問わず出動し、救助活動を行っています。また、機動隊や各警察署への救助技術の指導なども担当しています。
担当業務のやりがい
特殊救助隊は、あらゆる災害を想定した訓練を実施しています。訓練はとても厳しいものですが、「助けが必要な人を必ず救う」という使命感を胸に、気を引き締めて取り組んでいます。父親と一緒に山に入った小学生がはぐれて遭難した事案では、警察署や消防署の救助隊と連携して捜索に当たった結果、遭難から3日後、山道から離れた水辺にいたところを無事に発見することができました。警察署で両親にお会いしましたが、泣いて喜ぶ姿を見て、どんなに過酷な訓練も全てはかけがえのない命を救うためだと改めて実感でき、大きな達成感に包まれました。




仕事をする上で大切にしていること
救助をする上で、技術と同様に大切なのが「人との接し方」だと考えており、「人命だけでなく、その人の心も救いたい」という思いを持っています。災害に遭遇し、救助を求めている方のほとんどが不安と恐怖に駆られ、過剰に興奮してしまっている方から言葉を発することができなくなってしまっている方まで様々です。その方々を安心させるために、相手が話しやすい距離感を見極め、それに応じた言葉遣いで話すことを心掛けています。これまで交番や機動隊で勤務する中で、たくさんの人たちと話してきたことで相手に応じた対話力が培われてきたのだと思います。災害に遭遇した人々の安心のため、体力や技術だけでなく、人と接する力を養うことも意識して訓練に臨んでいます。
これからの目標
現在、特殊救助隊に所属している女性は私一人のみです。正直なところ、体力・筋力といった面では男性に勝てない部分があるのも事実です。だからこそ、救急救命の知識と技術を生かした傷病者への迅速・的確な対応など、自分だからこそできる役割を追求しています。今後も、特殊救助隊員として一人でも多くの人命を救助し、「女性でもあらゆる場所で活躍できる」ということを示していきたいです。そして、それが女性の活躍の場を広げるきっかけの一つになれば、とても嬉しく思います。
休日の過ごし方
友人との旅行も楽しみ!


趣味は、サッカーとお菓子作りです。小学生の頃から始めたサッカーは今でも趣味で続けており、警視庁の男女混合のサッカークラブにも所属しています。お菓子は、ケーキやクッキーなどを作りますが、気が付けば時間も忘れて夢中になっていて、大事なリフレッシュの時間です。