鑑識技術 科学捜査研究所
科学の目を通して
首都・東京の治安を守り抜く。
PROFILE
科学捜査研究所 第二化学科 化学第三係
主事
埼玉県出身
2021年入庁
- 2021年
- 科学捜査研究所 化学第三係
- 研修等鑑定技術職員養成科化学課程(前期)
- 2022年
- 研修等鑑定技術職員養成科化学課程(後期)
- 薬物研究員指定
- 2023年
- 研修等日本分析化学討論会
- 2024年
- 研修等BMSコンファレンス
- 2025年
- 研修等鑑定技術職員現任科化学課程
入庁の経緯と現在の仕事
大学時代に科学捜査研究所の方とお話しする機会があり、薬物の知識を生かして広く社会に貢献できることに大きな魅力を感じ、入庁を決意しました。科学捜査研究所は、「東京の治安を守る科学の目」をスローガンとし、チーム一丸となって最新技術を駆使した科学捜査に取り組んでいます。所属する化学第三係は、覚醒剤や大麻などの違法薬物について、各種分析機器を用いて鑑定を行い、事件解決に貢献し、ひいては違法薬物が日本にまん延することを防いでいます。
担当業務のやりがい
入庁して2年目の頃、外国人グループにより密輸された大量の覚醒剤の鑑定を担当しました。その事件では、覚醒剤が他の物質に混ぜ込まれて巧妙に隠されており、その中の覚醒剤の成分を検出することに苦戦しました。しかし、上司と鑑定方法を協議し、無事に鑑定することができ、事件も解決に至りました。これらの薬物が国内に広まることを抑止し、治安維持に貢献できたことに達成感を得ることができました。警視庁は、薬物関係の事件の数も多く、中には緊急の鑑定が必要となることもありますが、事件解決後に捜査員の方から「迅速な鑑定のおかげで被疑者を逮捕することができました。」と感謝の言葉を頂く機会もあり、大きなやりがいを感じています。




仕事をする上で大切にしていること
警視庁の科学捜査研究所は多様な分析機器が配備されており、検査技術や分析方法について日々の学びが欠かせません。新たな薬物や犯罪手口に対応するためにも、学会に参加するなど常に情報収集することを心掛け、知識・技術の向上に努めています。鑑定業務は、被疑者の人生を左右する重要な任務であり、一つ一つの鑑定に責任感を持って慎重に進め、常に基本に忠実に取り組む姿勢を忘れないようにしています。
これからの目標
入庁時からマンツーマンで指導していただいた先輩のように、上司からも部下からも信頼される存在になることが目標です。入庁したばかりの頃は自力でできなかった鑑定や、今では分析機器トラブルにも対応できるようになり、成長を感じていますが、まだまだその先輩の姿を見て学ぶことが多く、悩んだ時は「先輩ならどうするだろう」と考えて行動しています。これからは鑑定だけでなく、研究にもより一層注力し、分析方法などの知見を全国各地の科学捜査研究所に共有し、全国警察の捜査に貢献していきたいと考えています。
休日の過ごし方
友人と全国を巡ることが趣味


休日は、友人と一緒にランチや映画だけでなく、旅行にも出かけています。気付けば44都道府県を制覇しており、見聞を広めています。家で過ごす時はゲームを楽しんだり、録画しておいたドラマを見てリラックスしています。