interview
特別捜査官 科学捜査官(電気電子)

科学技術の知見を生かして
犯罪の証拠を白日の下にさらす。
PROFILE
刑事部
警部補 兵庫県出身
- 2012年
- 入庁(警部補として特別採用)
研修等特別捜査専科
捜査支援分析センター
- 2013年
- 研修等民間企業短期委託研修(計2回)
- 2016年
- 研修等刑事 任用科
- 2018年
- 配置換捜査第一課
- 2019年〜2023年
- 研修等民間企業短期委託研修(計8回)
- 科学捜査官(電気電子)の役割とは?
- 私は2012年に警部補として特別採用された後、刑事部本部所属に卒業配置となり、約6年間にわたりスマートフォンや防犯カメラ解析による事件捜査支援に当たりました。そして、2018年に現所属に配置換えとなり、高度な科学技術によるインターネット利用犯罪の捜査に携わっています。爆破予告等の犯行予告をはじめとする業務妨害事件や、SNSの匿名性を悪用した名誉毀損事件など、インターネットの裏に潜む被疑者の足跡を追い掛け、各種犯罪の証拠を白日の下にさらすことが科学捜査官である私の使命です。
- 科学捜査官(電気電子)を目指したきっかけ
- 新卒で電機メーカーに入社し、約8年間にわたり電機製品の内部基板における電気回路の設計・開発に携わっていました。そして、自身の更なるキャリアアップのために転職を考えていたところ、偶然目に飛び込んできたのが警視庁の特別捜査官採用広告でした。他道府県警察に先駆けて最新の捜査手法を取り入れてリードする警視庁で、自らの専門性を生かして様々な事件捜査に携わることで大きく成長し、都民・国民の安全・安心を守る一助となりたいと考え、家族の後押しもあって迷うことなく特別捜査官になる道を選びました。

- 採用選考に向けた対策
- 特別捜査官採用選考の過去問題を事前に確認した程度で、その他の対策は特にしていません。警察学校では1か月間の研修によって、警察官としての心構えや捜査手法などについて、新たな知識を学び深めることができました。
- 科学捜査官(電気電子)のやりがい
-
現代では、ほとんどの事件にスマートフォンやパソコンなどの電子機器が関わっています。係の枠を超えて世間の注目を集める凶悪犯罪に対峙することが多く、また、専門知識を持つ科学捜査官は他の捜査員から頼りにされる機会も多くあります。限られた時間の中で確たる証拠を見付け出すことは簡単ではありませんが、地道な解析の末に犯行の手口や動機を特定し、被疑者検挙に至った際には大きな達成感が得られます。一人でも多くの被害者の無念を晴らすべく、今後も更なるスキルアップに努め、仲間からも都民からも信頼される特別捜査官を目指していきます。

- これからの目標
- まずは目の前にある一つ一つの事件に全力で挑み、被疑者検挙につながる十分な証拠を積み上げ、1件でも多くの事件の真相解明に貢献していくことが目標です。そのためにも、電気電子部門における科学捜査官の育成に力を注ぎ、より多くの仲間にインターネット利用犯罪の最前線で活躍してもらうことが不可欠だと考えています。これまでに私が得た捜査経験をしっかりと次の世代に受け継ぎ、警視庁全体としてのスキルアップに努めていきます。
- 転職経験者だから分かる「警視庁」
-
警視庁には特別捜査官以外にも転職者が多数在籍しているため、前職の経験や知識・技術を積極的に生かす場が多くあります。一人一人が最大限の能力を発揮できるようリスペクトし合える職場環境です。また、事件発生のタイミングにもよりますが、計画的に仕事を進めることで残業は想像以上に少なく、休日や休暇もしっかりと取得できることは予想外でした。

